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膝は大丈夫

“シュヴァイニー“、シーズン開幕に照準を合わせる

バスティアン・シュヴァインシュタイガーは感覚をつかみきれなかった。仲間のほとんどがロッカールームへと消えて数分経ってもまだ、彼はフランク・リベリーと一緒に練習場に残っていた。そして、誰もいない練習用ゴールの角をねらい、18メートル離れたところから何度も何度もシュート練習を行った。これが木曜日の午前中のことだ。その翌日にもまた同じような光景が見られた。このときも、他の選手たちが去っても長時間にわたり残って練習をする、シュヴァインシュタイガーの姿が練習場にはあった。

昨シーズン終盤の4月7日、FCバイエルンはアウェーでのハノーファー戦に2-1で勝利を収めている。ここで決勝ゴールを決めたのがバスティアン・シュヴァインシュタイガー。そしてこれが彼にとって、シーズン最後の試合となってしまった。「シュヴァイニー」はすでにこの日、試合の後に膝の痛みを訴えていた。そして数日後、数年前にダニに刺されたことが原因で引き起こされた膝の感染症である、と医師らにより診断される。専門用語でボレリオ病という。

ブルクハウゼン、ロストック、ウェンブリー

あれから約3ヶ月、22歳の彼はついに、また(ほぼ)痛みのない状態で練習場に戻ってきた。“膝はプレーに耐えられるまでになったよ“と、本人はコメント。痛みが出始めて以来初めて公式に報道陣の前に姿を現した、金曜日のこと。当然ながらまだ状態は万全でなく、まだ少し筋肉痛があるらしい。“もちろん、まだ最大限の負荷はかけていないけれどね“と、本人も付け加える。完全に回復するのがいつになるかはまだ分からないが、シュヴァインシュタイガーに言わせると“もう、それほど長い時間はかからないと思う“、とのことだ。

8月11日に予定されている対ハンザ・ロストックのシーズン開幕戦に、シュヴァインシュタイガーはしっかりと照準を合わせている。それどころか、その1週間前に予定されているヴァッカー・ブルクハウゼンとのDFBカップ戦にも、“怪我の再発さえなければ間に合うと思う“と、出場する気でいる。また、代表チームにおいても、はっきりとした目標がある。8月22日に、新ウェンブリー・スタジアムで行われるイングランドとの国際試合だ。“この試合は特別だから“と、出場意欲をのぞかせた。

ポジション争いに対する不安はない

多くの新加入選手によって激しくなったFCバイエルン内のポジション争いに対しては、今のところ落ち着いた視線を投げかけている。“自分のポテンシャルを発揮できれば、試合に出場できると確信している“という。

特定のポジションに固執するつもりはない。“昨シーズンは大体左サイドを任されていたので、そこは慣れている。でも、センターや右もこなすことができるよ“とは、本人談。はたして試合に出場できるのか、できるとしたらいつなのか、この質問に関しては“全て監督にかかってる。最も調子の良い選手がプレーするべきだと思う“と、冷静にコメントした。バスティアン・シュヴァインシュタイガーは、必ずまた完全に調子を取り戻すであろう。