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土砂降りの雨の中

FCB強化合宿へ

場所はトレーニングキャンプ地にぴったりだが、天気だけは悪かった。土砂降りの雨の中、FCバイエルンは月曜日の朝にドナウエッシンゲンでのトレーニングキャンプに入った。昨年同様、ほとんどパーフェクトと言っても良い環境だ。レコードマイスターは、次の日曜日まで一日あたり最高3つの練習メニューをこなし、2007/08シーズンの成功に向けて、基礎作りに励む。

“昨年は何もかもがうまくいって、とても気分がよかった。ここには必要なものがすべてそろっているから”。 “エーシュベルクホーフ”という名のこの合宿地にわざわざ設置したサッカー場で、最初の練習メニューを終えたあと、オットマール・ヒッツフェルトは、このように語った。そして“特にこの近さ。これで無駄に時間をとられることもないし、大事なことに集中することができるからね”と付け加えた。

大変な集中力

27ホールのゴルフ場のすぐ近くで行われた最初のトレーニングですでに明らかだったのは、ヒッツフェルトがこれからシーズン開幕までの間に、何に重きを置くか、ということだった。58歳の監督は“時間を有効に使い、技術・戦略面での上達をはかりたい”とコメントしている。

体力やスピード、持久力などの身体的な基礎も、もちろんおろそかにはしない。 “ちょうどいいバランスを探りながらやっていく”と語るヒッツフェルトは、 “大変な集中力が求められる”メニューもいくつか考えているとのこと。また、体を動かすことだけではなく、選手たちとの濃密なコミュニケーションにも重点をおく。

守備により重きを置いて

40人あまりの記者団に対し、ヒッツフェルト“総司令官”は、“今週は、選手一人一人と話をして、彼らに新しい戦略と哲学とを伝えることにも時間を費やすつもり。我々は4-2-2システムで、サイドからプレッシャーをかけていけるようにするつもりだ。センターにはより強力なディフェンダーを置いて、昨シーズンよりもコンパクトになるようにしたい。”と話した。

また彼は“守備により重きを置き、ディフェンスにあたる選手の動きをとりわけ鍛えようと考えている。国内タイトルを奪還するのは、守備面でしっかり統率のとれているチームであって、一番多くゴールを決めるチームではないと思うからだ”と、語った 。

ルカ・トーニやフランク・リベリー、あるいはミロスラフ・クローゼといったビッグネームの補強からも、攻撃をおろそかにしていないことは分かる。

縦方向を意識したプレー

ヒッツフェルトはさらに“縦方向を意識したプレーにも重点を置いていく。できるだけ速く、低く、攻撃陣にパスがつながるようにしたい。”と続けた。“よりコンパクトに戦うためのこの変更を、これからの3〜4週間で集中して自分たちのものにしていきたい。”ヒッツフェルトのイレブンにとっても大仕事だが、彼らは大きな喜びとモチベーションを持って練習に取り組んでいる。