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圧巻のゴールショー

トーニ、FCBの半年を4得点で飾る

アリス・テッサロニキ戦でのバイエルンの始めの4ゴールは偶然ではなく、計算済みだった- アリスGKのコンスタンティノス・ハルキアスのミスから4ゴールは生まれた。“ウォーミングアップ中にピッチとボールがとても滑ることに気がついたんだ。だからキーパーにとってはやりづらかったと思うよ”とクリスティアン・レル。得点のたびに絶好のポジションにいたルカ・トー二はハルキアスのミスを見逃さずボールを押込んで4得点を挙げた。

“彼はボールがどこにこぼれるかを察知できる嗅覚があるんだ”とウリ・ヘーネスは4ゴールでクラブ史に名を残したイタリア人のゴール嗅覚を絶賛。12年前にユルゲン・クリンスマンがUEFAカップ・ベンフィカ・リスボン戦で4得点を挙げて以来、FCB選手は誰もこの記録を達成することができなかった- しかし今トーニが彼と肩を並べた。ゲルト・ミュラーが1972年10月24日にオモニア・ニコシア相手(9:0)に5ゴールを挙げたヨーロッパ大記録に一得点だけ30歳FWは及ばなかった、しかし当時のUEFAカップは国内覇者同士での戦いだった。

素晴らしい半年

“4ゴールは子供のとき以来だね”とトー二はウィンターブレイク前の最終戦でのゴールショーを興奮気味に振返った。“ベストな方法で年を終えることができた。”イタリアW覇者はテッサロニキ戦でFCバイエルンの最初の半年を素晴らしい活躍で締めくくることができた。

トーニの決定率の高さは一目瞭然だ。21試合の公式戦出場で21ゴールに絡み、自ら17ゴールそして4アシストを決めた。“彼はいつも2、3人と競合うなかでゴール前でよく耐えている”とオットマール・ヒッツフェルトは前期の立役者の強さについて説明。しかしながらトーニのプランどおりの6ヶ月とはいかなかった。プレシーズンに膝を負傷し、その後には長期的に太ももの痛みを抱えた。そのなかでも彼は10月上旬までの最初の公式戦10試合で10ゴールを叩き出した。

万全ではないもの、得点を奪う

トー二はテッサロニキ戦前に冗談交じりに“100パーセントの状態だよって言ったら点が獲れないんだ”と話していた。確かに彼の言葉は的を得ているかもしれない。というのは彼が怪我なしで戦った10月下旬はゴールから遠ざかった。12月には再び太ももの負傷で休養を余儀なくされた- 彼は練習に復帰するなり、アリス戦で4ゴールを挙げた。

“彼は印象的なカムバックを果たしたね。100パーセントの状態でなくても彼は結果を残せるんだ”とヘーネスはテッサロニキ戦6:0の後にコメント。“ルカ・トーニが我々にとってどれだけ重要な存在かが分かってもらえたと思う。”彼の活躍はクリンスマンを彷彿させる。12年前のベンフィカ戦での彼の4得点は元FCBストライカーの素晴らしいシーズンの一幕にすぎなかった。彼はUEFAカップ戦で15得点を挙げ、未だにこの記録は破られていない。彼は同年、FCバイエルンとともにUEFAカップのタイトルも獲得している。