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「チャンスを勝ちとった」

“カーンの後釜”レンジング

マルベラで行なわれているFCバイエルンのトレーニングキャンプはミヒャエル・レンジングにとって今までとは違うものになっている。キャプテンでもあり、チームメイトそしてレコードマイスターの正GKの座を争うオリヴァー・カーンは今回が「恐らく50回以上のトレーニングキャンプ」の最後となる、一方レンジングにとってもGK2番手としては最後となる。

38歳のカーンが夏に500試合以上にものぼるブンデスリーガ出場を果たした20年の現役生活に別れを告げ、15歳若いレンジングが世界最優秀GKに3度選出されたカーンの足跡に踏みいれ、FCBのNo.1として君臨する。レンジングは17日、fcbayern.deとの談話のなかで「もちろんすでに嬉しさはある」と語った。

成長を遂げた

カーンは前日、彼の後継者について「彼の出番がきた。彼はこのチャンスに値するし、彼に与えなければならない」とコメント。レンジングはここ数年で「非常に伸びた。今彼がFCバイエルン・ミュンヘンでコンスタントにトッププレーする時がきた」ともカーンは述べた。

しかしカーンは「若いものにとってFCBの正GKの役割は大きな任務で、大きなプレッシャーがかかるものでもある」と付加えた。そのために周囲は彼に「ミスをしてもいい」と認めてあげたほうがいいのかもしれない。だがレンジングはすでに「多くの試合で彼ができるということを示し、信頼できる」ということも示している。

限りない信頼

すでに長い間レンジングに限りない信頼を寄せ、「すんなり」と23歳が正GKになることをウリ・ヘーネスは強調した。先週契約を交わした来季監督ユルゲン・クリンスマンは元21代表GKを彼の構想に入れている。ヘーネスは「ユルゲンがミヒャエルを高く評価している印象がある」とも述べた。

これまでのトレーニングキャンプとは「全く違う」展開にレンジングは、「こんなに多くのクラブの後押しをうけることはとても嬉しいよ」とコメント。「僕はいつもゴールに立つつもりでトレーニングしているし、準備しているんだ。」クリンスマンが彼を高く評価していることは彼にとっては名誉でもある。「彼はGKトレーニングを援護してくれる。これは僕の意にかなうんだ」とレンジング。

カーンから多くを学ぶ

ここ数ヶ月オリヴァー・カーンの「影」ながらも出場したブンデスリーガ18試合、UEFAカップ4試合で無敗を誇るレンジングは、カーンから重要なことを引続き学ぶつもりだ。「僕らは5年間高いレベルでお互いにトレーニングしてきた、そこではたくさんのことを学べる」とレンジングはコメントし、プライベートの関係も「いつも良くなる一方」とも述べた。「からかいあったりもするんだ、だけどお互いリスペクトしあっている。」

正GKへの大きなステップアップの心配は彼にはない。「クオリティーがあるかないかだけのこと」と彼はさらりとコメント。レンジングのNo.2のポジションが誰になるのかはまだ定かではない。サテライトGKのトーマス・クラフト(19)がプロ昇格する以外に、もう一人経験のあるGKを獲得する可能性がある。ヘーネスはこれについて明言: 「週毎に不満を示さず、若い連中のどのミスにもクレームをつけられる男でなければならない。そしてNo.2としての役割に理解を示してくれる男でもないといけない。」