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「我々が望んでいた監督」

斬新者クリンスマンとともに新しき道へ

ユルゲン・クリンスマンが取締役3巨頭カール=ハインツ・ルンメニゲ、ウリ・ヘーネス、カール・ホプフナーそして監査役役長フランツ・ベッケンバウアーとともにアラベラシェラトンの会見場に15.時56分に姿を現したとき、11日朝にバイエルンファンを驚かせたことが現実となった。元代表監督が2008年7月1日よりオットマール・ヒッツフェルトの後継者としてFCバイエルンの監督に就任する。このような「センセーショナルなニュース」はこれまでにごくまれだった。

43歳は240人のジャーナリストと33台のテレビカメラの前で「FCバイエルンの監督に就任することをとても嬉しく光栄に思っている」とプレスカンファレスの席でコメント。両者は11日午前に2年契約の最終調整を行なった。マネージャーのウリ・ヘーネスは「ユルゲンがミュンヘンに到着したときに、全て解決した」と満足気に語った。周囲が予期していたよりも早いヒッツフェルト後継者の決定となった。

ルンメニゲ、クリンスマンを推薦

ヘーネスを含めた取締役がクリンスマンを選んだことは、まずは驚きだった。代表監督だったクリンスマンとFCバイエルンのフロント陣の間で2004年からW杯(2006)まで激しい議論を繰り広げていたことは忘れられない。ヘーネスは「しかしユルゲンと決して決別するようなことはなかった。表沙汰にはならなかったが、W杯前、W杯期間と我々はよく電話で話をしていたんだ。個人的なコンタクトはいつもとっていた」と話せば、クリンスマンも「ウリ、カール=ハインツそしてフランツも2年間私をとても支援してくれたんだ」と認めた。

しかしながら誰一人として専門家はヒッツフェルトの後継者としてユルゲン・クリンスマンの名前をリストアップしていなかった。ルンメニゲは「私はユルゲンが我々の望んだ監督候補だったことを強調しておきたい。」ヒッツフェルトが12月17日に取締役に契約延長の意向がないことを伝えた後に、代表取締役社長はクリンスマンと直接話をし、他の取締役役員からすぐに同意を受けた。ヘーネスは「カール=ハインツは電話で彼と最初のコンタクトをとったんだ」と報告。これはクリスマス数日前のことだった。

クリンスマン、全ての基準を満たす

クリンスマンは「電話が来たとき、感情的にはすぐに決断してしまった」と報告、彼の息子は彼がFCバイエルン在籍時(1995‐97)にミュンヘンで生まれた。ヘーネスは「ユルゲンは一夜考え、その後は熱いものとなった。」クリスマン休暇中にFCB取締役とクリンスマンの代理人が契約の詳細について話を進めた。この期間にクリンスマンは再度ヘーネスに、「自分を売り込むため」(ヘーネス)に連絡を入れた。金曜日はクラブ監督として初めて契約が成立したときだった。ルンメニゲは「FCバイエルンで彼と一緒にやっていくことをとても楽しみにしている。」

ヘーネスがバイエルンボスと監査役役長のベッケンバウアーがクリンスマンを何故ここまで推したかについて、「我々は現代的なサッカーを展開させ、若い選手と仕事ができる男を探していた。ユルゲンはこの全ての基準を満たすんだ」と説明。クリンスマンは「型破りの監督。我々が新しい道をゆく斬新者と契約できたことを私は嬉しく思う。」

クリンスマン、コーチングスタッフ編成

ベッケンバウアーはクリンスマンを選んだことを「賢く勇気あるもの」と語り、元ワールドクラス級FWが代表監督就任後、どれだけ旧弊を断ってきたかを思い出した。「彼は現代的なトレーニングを新しい方法でたくさんのトレーニングスタッフとともに行なったんだ。」FCバイエルンでもクリンスマンはこのやり方を取り入れていくつもりだ。

クリンスマンは「私は代表チームでやり始めたことをここでも引続きやっていけることを嬉しく思う」とコメントし、数ヶ月で自身のトレーニングスタッフを編成することを示唆。「スタッフはインターナショナルで編成され、一部はアメリカからとなる。これで選手が楽しめるような基盤を作ることになる。」彼のトレーニング哲学ついて少し触れた: 「各個人が毎日個人的に改善していき、それによりチームも良くなる。」

数ヶ国語を話すクリンスマン

選手もクリンスマンを心待ちにしている。代表FWはチームを代表して「ユルゲン・クリンスマンが僕らの新監督となることは嬉しい。」クリンスマンは「代表ですでに一緒にやったことのある選手とまたできることを楽しみにしている。インターナショナルのトッププレイヤーと一緒にできることも魅力的なことだ。」彼の数ヶ国語を話す能力も(英語、フランス語、イタリア語、最近ではスペイン語も習得)多国籍軍団のFCバイエルンではベストな条件だ。

クリンスマンがレコードマイスターに相応しい監督だということ両サイドとも疑いはない。ヘーネスは「2004年にはどん底からドイツ代表を立て直すことに成功したんだから、FCバイエルンでも健在なチームとともに成功することになるだろう。」クリンスマンはこうコメント: 「私は代表監督として多くのことを学ぶ、大抵のストレス状況を乗り越えてきた。FCバイエルンにある期待感はクラブサッカー界では随一なものだ。しかしそれに対してはすでに準備はできている。」

ユルゲン・クリンスマン、ようこそFCバイエルンへ