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ワールドクラスの評価

怒りのデミチェリス、能力の高さを証明

パウル・ブライトナーのマルティン・デミチェリスについての評価はすでにハーフタイムに固まっていた。「これ以上にいいプレーはできない。彼が戦術眼、意志、テクニックを駆使して対人プレーに勝つ姿は素晴らしいとしかいいようがない」とブライトナーはハーフタイムにドイツ国営放送(ARD)との談話のなかでコメント。ブライトナーはこう強調した:「マルティン・デミチェリスのシーズンだというほかない。」この一戦はデミチェリスが勝敗を決めたと言っても過言ではない。

これには2つ理由がある。一つは彼がVfLヴォルフスブルクとのカップ戦準決勝でミュンヘンのディフェンス面で印象深いゲームを繰り広げたこと。代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは「ワールドクラスだった」と27歳のパフォーマンスについてコメント。オットマール・ヒッツフェルトも「素晴らしいプレーを魅せてくれた」と絶賛した。

怒りのミーチョをファン・ボイテンの代わりに起用

もう一つには試合前の一幕が挙げられる。ヒッツフェルトはデミチェリスを5日前のコットブス戦のメンバーから外した。デミチェリスが守備的MFでプレーすることを拒み、CBでプレーすることを望んだからだ。月曜に両者が話合い、この話合い後にヒッツフェルトは「反逆者」(ヒッツフェルト:「彼はチームを見捨てた」)にメンバー入りを再び許可した。

ヒッツフェルトは「彼が憤慨していること、そして彼の実力を証明したがっていることが分かっていた。だから今日彼をプレーさせたんだ」とダニエル・ファン・ボイテンの代わりにデミチェリスをスタメンに起用した彼の決断について説明:「ダニエルがとてもいいゲームをしていたから非常に難しい決断だった。だがマルティンがまたいずれかCBに戻ることは明らかだった、彼は前期、卓越したプレーを魅せていたからね。」

怒りをポジティブなエネルギーに変える

デミチェリスは「できるだけ早くピッチに戻り、自分の能力を証明したかった」とコメント。怒りとともにピッチを駆け抜け、「(怒りを)ポジティブなエネルギーとすることができた。だからとても集中できたし、モチベーションも高かったんだ」と「ミーチョ」は心境を吐露、ルンメニゲの称賛に「とても名誉なこと」と語った。

ルンメニゲは「彼はメンバーから外れたことで、一人のプロから望むものを全て魅せてくれた」と説明し、デミチェリスが期待通りの活躍をみせてくれたとも話した。ヒッツフェルトがこうコメント:「マルティンは今日、図太い神経を持っていることを印象強く証明してくれた。」