presented by
Menu
「最適に近い」

FCB、タイトル争奪戦で確かな方向性を示す

選手はピッチ上で喜びを爆発させ、スタンドのファンは万感の思いで一杯になった。オットマール・ヒッツフェルト監督とミヒャエル・ヘンケは満足気に喜びを分かち合い、ウリ・ヘーネスはチームへの称賛の言葉を惜しまなかった。辛勝ながらも功績のある1:0の勝利でFCバイエルンの全員に満面の笑顔が広がった。

ヘーネスは「トップチームの凄さを今日全て観られた」とシャルケ・アレーナ初勝利後にコメント。バイエルンマネージャーは、この勝利がFCBにとって21度目のマイスターへの道の画期的な出来事になるかもしれないとすでに分かっていた。「マイスター獲得に一歩近づくためにここにやってきたんだ。いつかはビックポイントが必要だと思っていた。ブレーメンそしてハンブルクでは取りこぼしたが、今日やっと獲得することができた。」

FCB、S04を突き放す

バイエルンがホームでの上位決戦でいくつかポイントを失ったのに対し、シャルケ・アレーナ7戦目で初めて勝利を手にした。ヒッツフェルト監督は「ライバルチームを驚かせ、我々がアウェーでも勝てるんだということを示したかったんだ。これがうまくいき、今節は精神的にとても大事な一戦となった」と語気を強めた。

依然として今節も勝利を飾ったブレーメンとの勝ち点差は4。逆にシャルケには、3ヶ月ぶりのミロスラフ・クローゼのブンデスリーガゴールによる勝利で勝ち点差は12と大きく広がった。ヘーネスは「(タイトル争奪戦は)推理小説の“そして誰もいなくなった”のようなものだ。残るはブレーメン、ハンブルクそしてレヴァークーゼン」とにんまりと笑いながらコメント。

ヘーネス、チームを称賛

ゲルゼンキルヘンの勝ち点3獲得だけではなく、ヒッツフェルトそしてヘーネスを大満足させたチームの自信をもった戦いぶりや局面的にトッププレーをみせたことがバイエルンをメンタル勝者と位置づけた。マネージャーに「いくつかのプレーは驚きだった」と言わせた。オリヴァー・カーンもレコードマイスターがやっとタイトル獲得に向かって進行していると話した:「今のところ最適に近い状態。」

ヒッツフェルトは「多くのことを正しくやってのけた」とコメント。彼は試合前にすでに全てを正しく行った。120分のライオンとの死闘の後にレコードを思わせる大ローテーションを決行した。「ほぼ同じ力のメンバーが20人揃っている。迷いなくどの選手もピッチに送り込める。」チーム全員もこれについて確信している。マルセル・ヤンセンはチームを代表して、「よく戦い、いいプレーをした。それが報われたんだ」とコメント。他のディフェンス陣と代表選手はシャルケに一試合を通じてほぼチャンスを作らせなかった。S04ミルコ・スロムカ監督は「バイエルンはとても良かった」と認めていた。

唯一の欠点は決定力

非凡なフランク・リベリーと大活躍をみせたバスティアン・シュヴァインシュタイガーがバイエルンの攻撃の原動力となり、バイエルンは幾度となくチャンスを作り、良いカウンター攻撃もみせた。ヒッツフェルトは「気に入らなかったのは、シュート」と不満を露呈した。ヘーネスも「今のところ決定力不足が唯一の欠点。全ての試合で多くのチャンスを掴むが、チャンスに対してゴールが少なすぎる」と同意見だった。後半だけでもルカ・トーニとチームメートは決定的チャンスを6度外していた。

しかしこの事がこの日、バイエルンの首脳陣の大きな心配となることはなかった。ヘーネスは「ツキと自信の問題」と信じている。そしてこうも確信している:「今日のような試合で自信を取り戻せる。それからゴールはまた生まれるよ。」もちろんベストは土曜のカールスルーアーSCとのホーム戦でゴールが生まれることだろう。