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昨季王者を粉砕

王座奪還したバイエルンはファンを魅了

アリアンツ・アレーナのメディア関係者ルーム手前のロビーに一歩立ち入ると、左側には大きなパネルが掛けられている。パネル上にはFCバイエルンがここまで獲得したタイトルの年が全て記されている。「ドイツカップ」のパネルにはすでに2008年の数字があった。もしこの日曜の夜、マネージャーのウリ・ヘーネスが「ドイツマイスター」のパネル上に新たに記入するためにこの場に個人的に姿を現したとしても不思議ではなかっただろう。

ヘーネスは昨季王者のVfBシュトゥットガルト相手に4:1と勝利を飾った後、「マイスター獲得のお祝いの言葉を今やっとかけてもらうことができる。この世で我々を首位の座から陥落させる人間はもはやいない」とコメント。ミュンヘンはシーズン残り4試合を残して、2位シャルケ04とヴェルダー・ブレーメンに勝ち点差12をつけ、得失点差でも+20と圧倒的なリードを奪う。オットマール・ヒッツフェルト監督も「もう何も起こることはない、マイスターがなくなる以外はね」とマイスター獲得を確信した。

VfBフェー監督、FCBのマイスター獲得を祝福

代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは「誰も我々からマイスターの座をもう奪うことはできない」と確信していた。レコードマイスターにはマイスターを完全に獲得するためには勝ち点1が欠けている。マルク・ファン・ボンメルは「まだマイスターじゃない、まだシャーレが手元にないからね」と笑顔でコメント。シャーレをバイエルンはリーガ次節のVfLヴォルフスブルク戦、または遅くとも3日後のアルミニア・ビーレフェルト戦で手にすることができるだろう。

ブンデスリーガ史上でもこれほどまでチャンピオンに値するチームはそうはいないだろう。これについてライバルらも不信を抱くことはなかった。ヒッツフェルト率いるチームは第1節から首位に立ち、ここまでリーガ2敗の戦績である。一つは前期のシュトゥットガルトで敗戦した。VfB監督アルミン・フェーはミュンヘンで1:4と敗れた後に、オットマール・ヒッツフェルトを祝福した。「彼らは本当にベストメンバー、ベストプレイヤーを揃えている。」

ベンチスタートから2得点

このことを王座奪還されたVfBは同等に戦ったもの、身をもって知ることになる。ゼニト・サンクトペテルブルク戦で1:1と引き分けた後、6選手の変更があったバイエルンイレブンはルカ・トーニのリーガ21得点目で先制した(8.)。アントニオ・ダ・シルバのFKはファン・ボンメルに当たってコースが急変し、同点弾となった(19.)、だがマルク・ファン・ボンメルがFCBに再びリードを導いた(55.)。

ルンメニゲは「チームの功績には心地よく驚かされた。後半はVfBの圧力が強くなるだろうと考えていた、しかし我々の方が次第に強くなっていったんだ」とコメント。これは60分後に交代出場した「ボールの魔術師」(ヘーネス)ゼ・ロベルトとフランク・リベリーの影響があった。リベリーは試合を決定し、アリアンツ・アレーナをお祭りムードにさせるワールドクラス級の2得点(65.、67.)を挙げた。

バイエルンのホーム戦はお祭り騒ぎ

「リベリーがピッチに登場してからは、サーカスのようなサッカーだった」とルンメニゲは魅了され、満足した様子でこうコメント:「観衆にここシュタディオンで多くのことを提供できる。」局面的には華麗で成功ある良いサッカーを同時に魅せている。ヘーネスは「観衆に良いプレーを提供できることについて嬉しく思っている。ここ最近はほぼいつもアリアンツ・アレーナにくればお祭りとなっていた」と昨夏にチーム大改革のために大投資したことが実ったことを取締役同僚とともに感じていたに違いない。

ヘーネスは「これが我々3人(ルンメニゲ、ヘーネスそしてホプフナー)が人を幸せにしたいと願っていたことなんだ」と続けた:「ここ数週間ここで経験していることは本当に恵まれている。我々は観衆を熱狂させているんだ。ゴールや交代時にはいつもスタンディングオベーションがあるんだ。それこそが我々の目指している道なんだ。」

追い風とともにサンクトペテルブルクへ

FCバイエルンは国内では2冠を制し、全ての目標を達成、あとはシーズンをUEFAカップ成功で締めくくる。ヒッツフェルト率いるチームは木曜、決勝進出を懸けてサンクトペテルブルクで戦う。第1戦は1:1と引き分けた。そのこともあり選手は4:1とシュトゥットガルトに勝利した後、お祝いをすることはなかった。ヘーネスは「スタート地点は良くない」とコメント、だが彼は楽観的にロシアにのり込むことになる。「チームの士気は壮大なものだ。」