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「感情的なもの」

ヒッツフェルト、大きな期待に警鐘

オットマール・ヒッツフェルト、スイス代表監督就任2週間前に確信に満ちた期待に警鐘- 今月末までFCB監督のヒッツフェルトはスイスの「スポーツマガジン」(7/8月号)のインタビューのなかで「期待は達成できないほどとても大きい」と見解を述べた。

スイスサッカー界の新たな「救世主」として捉えられていることに苦言を呈した。「救世主の記事を読んだときには全てを投出し、代表監督として就任したくないと考えた」とヒッツフェルト。「人工的に一瞬にして大きくなったものに先はない、すぐに壊れてしまうから」とも続けた。

南アフリカW杯が目標

救世主とされたことを公式的には7月1日まで代表監督のクビ・クーンに失礼だと彼は受け止めたという。「25タイトルを獲得して名監督となった、だが決して救世主ではない」とヒッツフェルトはコメント。「私を救世主とするのであれば、クビ・クーンやサッカー界で長年に渡って偉大な仕事を成し遂げた人々に対して平手打ちをすることと一緒のことだ。」スイスは自国開催のユーロ2008ではチェコとトルコに敗れて予選敗退となった。

ヒッツフェルトは「クビ・クーンが導き、残してくれた道をこれからも歩き続けていく。革命はない」とも示唆。スイスの次の目標は南アフリカW杯出場権を勝ち取ることだ。「それが達成できれば、最高の目標、W杯タイトルを掲げることができる」と彼はコメント。「少しでも実現可能であれば、やらなければならない。」

他のオファーを断る

国境沿いのレルラッハで育ち、スイスのエンゲルベルクに住むサッカー監督は今後の任務を「感情的なもの」とも捉えている。そのために彼はイングランド、カメルーンそしてコートジボワールからのオファーを断った。「スイス以外の国の代表監督にはならなかっただろう。」

同時に59歳はクラブ監督としての復帰はないとも口にした。「私のクラブ監督としてのキャリアは終わった。スイスでの仕事はこれまでとは違ったもので、誇りと名誉とともに大きな挑戦でもある」とヒッツフェルト。代表監督として名監督の名声を失うことを恐れてはいない。「私の名声はすでに存在している」とも述べた。「もちろんリスクを冒すことは間違いない、自分のモットーに忠実なんだ:虎穴に入らずんば虎児を得ず。」