presented by
Menu
「死のグループC」

リベリーとトーニ、予選敗退の危機

「死のグループC」を一位通過したのはバイエルンスター、ルカ・トーニを擁するW杯覇者イタリアでもなく、同大会準Vのフランク・リベリーおよびウィリー・サニョールのフランスでもなかった- オランダがグループリーグC第2節終了時点、リーグ首位でユーロ2008準々決勝進出を果たした。ルカ、リベリーおよびサニョールは逆に予選敗退の危機。

イタリアは金曜、ダークホースのルーマニア相手に1:1(0:0)と引き分けた。チューリッヒのレツィグルント・シュタディオンの3万人の観衆の前で、アドリアン・ムトゥがルーマニアに先制点をもたらした(55.)。クリスティアン・パヌッチがすぐに同点弾を決めて1:1(56.)。81分にはムトゥがイタリア相手に勝ち越しのチャンスをえた。しかしイタリア守護神ジャンルイジ・ブッフォンが非常に疑わしいP.Kを鋭い反応で止めた。

トーニの得点、誤審で認められず

トーニはこの一戦でもノーゴールが続いた。31歳はルーマニアDF内を絶え間なく混乱に陥れたが、味方から決定的なパスは数えるほど。ブンデスリーガ得点王のトーニは前半ロスタイム、明らかなゴールがオフサイドポジションにいたとみられ主審のエブレベ氏に認められないなどツキがなかった。トーニは「あれがゴールであれば、きっとゲームは違う展開になっていた。」

より苦い夜となったのはリベリーとサニョールのフランス。3万777人の観衆で完売になったベルンのスターデ・スイスでの一戦、ディルク・カイトが10分に先制ゴール、ロビン・ファルビン・ペルシが59分、そしてアリエン・ロッベン(72.)およびペスレイ・スネイデル(90.+2)らが次々とオレンジ軍団に追加点をもたらしてフランスに4:1(2:0)で圧勝。フランスはティエリ・アンリが71分に1点を返すのがやっとだった。

好調リベリー

このなかでリベリーは高速ドリブルで再三に渡りオレンジDFに危険をもたらし、強い存在感を示した。しかしながらフランスMFの前にはベテランGKエドウィン・ファン・デル・サールが立ちはだかった。サニョールのベストシーンは果敢なサイドアタックからアンリの得点をアシストしたときだった。

オランダはW杯ファイナリストらに圧勝し、グループリーグ最終節を前に準々決勝進出を決めた。勝ち点2のルーマニアは2位、オランダに勝利すれば自力で決勝トーナメントに駒を進めることができる。

バイエルン選手、直接対決

火曜日に直接対決するバイエルン選手はここまで圧倒的な強さをみせるオランダの援護射撃を望んでいる。イタリアとフランスはお互いに勝ち点1、W杯決勝の再現となる対決で負ければ予選敗退が確実、勝者はもう一試合の結果次第では欧州選手権タイトルを引き続き狙うことができる。

トーニは「僕らは諦めない、もう一度全力を尽くし、もっといいゲームをするんだ。きっとできるはずだ」と意気込んだ。