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古巣クラブ対決出場なるか

「トーニのモチベーションはとても高い」

「マルクス!」とルカ・トーニが何度も彼の左手首をたたく。待ちきれない様子で会見場へと足を進めるメディア部門部長マルクス・ヘルヴィックをまった。トーニはすでに腰かけ、満面の笑顔でプレスカンファレンススタートを待っていた。この日はFCバイエルンの欧州CL第3節ACフィオレンティーナ戦前日だった:ルカ・トーニが古巣クラブ対決を待つことができないのは当然のことだ。

トーニは「もちろん自分にとっては特別なゲーム」と試合前の喜びを隠すことができなかった。2005年から2007年までの「とてもすばらしい2年間」をフィオレンティーナで過ごし、67試合中47ゴールを挙げて、2006年にはヨーロッパNo.1ゴールゲッターとして「ゴールデンシューズ」を獲得した。「だけど明日はバイエルンが勝つために全てを尽くす。」ユルゲン・クリンスマンはこう語った:「ルカのモチベーションはとても高い。」

このカンファレンスでは彼がアリアンツ・アレーナでの試合開始24時間を前にして古巣クラブ相手に出場できるかどかは疑問だった。クリンスマンは「彼が出場できると信じている。だがまだ100%確実とまではいかない」と報告。トーニは土曜、カールスルーエでわき腹を打撲していた。

クリンスマンは「医師団が彼と一緒に懸命になって働いてくれている」と発言、彼は試合当日にトーニと医療部門とでゴールゲッターの出場を決断することになる。イタリア代表ストライカーはFCバイエルンの最終調整に参加した、しかし出場についてまだはっきりしたことは言えずにいた。「うまくいくことを望んでいる。」

初ゴールなるか?

トーニがプレーできるのであれば、ゴールゲッターは「もちろんそのつもり」(クリンスマン)の先発出場になるとFCバイエルン監督はすでに決断していた。トーニは「たまに20%のコンディションでもゴールを決めることがある」と気づいていた、フィオレンティーナ戦で是が非でも得点がほしいと思っている。欧州CLスタートではほかのどの選手よりも多いシュート6本放っている。もしかするとフィオレンティーナとの対戦でトーニの欧州CL初ゴールが生まれるかもしれない。

トーニの後継者でもあるフィオレンティーナFWアルベルト・ジラルディーノは「ルカがプレーしてくることは確実だと思うよ。彼に一点決めてほしい。だけど自分が彼より一点多く決めることを望んでいる」と述べた。お互いはイタリア代表を通じて知り合い、今現在、定位置を競い合っている。トーニは「とてもいい関係」とコメント、「だけど明日はライバル関係になる」とも続けた。

古巣クラブ対決

いまでも多くの友人がフィオレンティーナにいるとトーニは語った。「社長からホペロまでまだコンタクトがある。」フィオレンティーナからミュンヘンにやってくる約5千人のファンがどのように元ゴールゲッターに声援を送るのか、トーニは分からない。「明日分かることだよ。」

「ガゼッタ・デロ・スポーツ」はフィオレンティーナ側からみると、FCバイエルンとの一戦は「元恋人とのデート」のようだと報道。好いた同士のふざけあいはすでに周知だった。例えば、トーニはゴール後の独特のパフォーマンスは控えた方がいいとACフィオレンティーナのサンドロ・メンクッチ代表取締役が冗談でアドバイス。「彼がわれわれ相手にゴールを決めて、パフォーマンスをするものなら彼の耳をきってやる。」トーニはこう応えた:「もしそうなら半分だけ嫌なことだね。自分は両足でプレーするんだから。」