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戦士トーニ

トーニ、痛みの限界までプレー

試合開始から1時間ほど経ったとき、ルカ・トーニがベンチに交代のサインをだした。この後すぐに元チームメートのアドリアン・ムトゥとリッカルド・モントリーヴォピッチと握手を交わし、ピッチを下りた。交代間際には手を叩いてルーカス・ポドルスキーをピッチに送りだした。アリアンツ・アレーナの観衆はトーニをスタンディングオベーションで迎えることになった。

イタリア代表FWは「痛みがでるまでプレーした」と試合後に発言。バイエルン対フィオレンティーナ- この一戦はルカ・トーニのゲームだった。2005年から2007までフィオレンティーナに所属して67試合中47ゴールを奪った、この古巣クラブとの対戦前、31歳のゴールゲッターは負傷していた。わき腹打撲のために試合当日まで出場できるかどうかは微妙だった。しかしトーニは試合に欠場せず、歯を食いしばってプレーした。

その姿が報われることになった。彼にゴールがうまれることはなかったが1、2点目に大きく絡んだ。昨季得点王の名に恥じないプレーを続け、自陣のペナルティーエリア内でもチームメートをサポートした。ダリオ・ダイネッリとの接触で痛めていたわき腹から倒れるまでは対人プレーを避けることはなかった。ユルゲン・クリンスマン監督は「われわれは彼のプレーにとても満足している。存在感があり、2人のマーカーを引きつけ、ボールをしっかりとキープしてくれた。彼の仕事をきっちりとこなし、体を張ってプレーしてくれた」と褒めた。