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バイエルン、カムバック

上昇傾向の勝ち点1

ミロスラフ・クローゼが言いわけをすることはなかった。深夜0時を回る30分前、アルテミオ・フランキ・シュタディオンのミックスゾーンで「確実に一点を決めなければならなかったと考えている」と彼はコメント。代表ストライカーは後半35分、敵ゴールに向かって独走、しかしシュートをゴール上に外していた。クローゼは「多くのことを正しくしていた、相手選手を振り切って、GKが先に動いたのがみえていた。浮かせて撃つつもりだった、だがボールは少し上にいってしまった。とても腹立たしいことだった」とクローゼが得点機について触れた。

得点にならなかったことがFCバイエルンの失望につながることはなかった。カール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役社長は「われわれが今日、16強を決められなかったことについては問題ない」と発言。1:1(0:1)とこのグループでまだ勝ち星がないACフィオレンティーナに引き分けたことにより、昨季2冠のドイツレコードマイスターが決勝トーナメント進出を決定するには、すでにリーグ戦敗退が決まったステアウア・ブカレスト(11.25.)またはオリンピック・リヨン(12.10)との2試合から勝ち点1を獲得するのみとなった。ウリ・ヘーネスGMは「次のステージに進むためにとてもいい位置にいる、それが今日のゲームの目標だった」とコメント。

ビハインドをはね返す

クローゼとチームメートが90分間に渡って緊迫感のあるゲームを行ったあと、首脳陣には全体的にポジティブな印象が残った。この夜もここ5試合中4試合同様にビハインドをはね返し、ハーフタイムを折り返す前とは違う結果を残していた。ルンメニゲは「大切なのはチームが後半にいいプレーをしたという上昇傾向を証明したことだ。試合終盤にはよりチャンスがあった、だが満足しなければならない」とチーム宿舎での夕食会の挨拶でチームの「すばらしい出来」にお祝いを述べた。

バイエルンはフィオレンティーナに早い時間帯のアドリアン・ムトゥ(11.)のゴールにより78分までビハインドを許していた。ティム・ボロフスキーが試合終盤に怒濤の攻撃をみせたクリンスマン率いるチームに同点ゴールを「冷静に」(ヘーネス)もたらした。クローゼと交代出場したトニー・クロースがロスタイム、勝利弾をきめることができていた。だがバイエルン選手は試合終了後、パープルのシート横に並んだフィオレンティーナの全選手に見送られて、満足してロッカールームに引き揚げた。

「チームの体調が万全」

ルンメニゲは「チームの体調が万全だという兆しがでている。われわれは3日おきで試合をしている、しかし肉体的な疲労がみえない」と褒めた。この数週間は、相手が疲れているとなれば、バイエルンがいつものようにテンポをまた一つ高めることができることを示していた。ヘーネスは「チームはフィジカル的にとてもいい状態」とコメント、彼はクリンスマンと彼のコーチングスタッフの仕事の成果と捉えていた。決してこれは幸運または偶然ではない。