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「チームのタイトル奪取に貢献したい」

『ブット、ブット、ブット』FCBデビュー

マルティン・ハンソン主審がPKを与えた後、バイエルンファンがキッカーを決断するのに数秒ともかからなかった。『ブット、ブット、ブット、ブット』コールがアリアンツ・アレーナを響き渡る、しかしバイエルンGKハンス=ヨルク・ブットはゴールマウスに留まり、ファンに向かって手を振った。

ペドロ・シルヴァにリスボンのペナルティーエリア内で倒されたクローゼが自らPKのキッカーを務め、確実に6:1となるゴールを決めた。クローゼは今大会7点目、これによりリヴァープールのスティーヴン・ジェラードとともにチャンピオンズリーグ(CL)得点ランキングでトップに立つ。

ブットにとってPKはきっとすばらしいフットボールの夜のご褒美となっただろう。同選手は決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、スポルティング・リスボン戦で温存されたミヒャエル・レンジングの代わりにレコードマイスターのゴールマウスに立ち、公式戦初出場を果たした。ブットは2、3度、後半37分のPKシーンまで鮮烈なセーブをみせていた - モウティーニョの得点の際には何もできず - 、スタジアムにいた誰もがレヴァークーゼン時代に成功あるPKキッカーとして名をはせたブットに蹴らしたいと願っただろう。

が、ブットはこの瞬間、チームのことを考えていた。「まず始めに私に前にくるように合図したルーカスを目にしたんだ。だけどミロ・クローゼはCLで得点王になることができる、もし彼が得点ランキングでトップであれば、チームにとってもいいこと。あのゲーム展開で彼がPKを蹴るのは当然のことだった」と同34歳は興奮することなく冷静に説明した。

ヘーネス、ブットのために喜ぶ

ブットは彼が試合当日の朝にクローゼとこのことについてディスカッションしていたことを報告した。「ここでは少し実用に考えないといけない。ミロにとって得点ランキングで前に進むことは大切なんだ。自分の場合、(PKの)成功率が高くなることは重要ではない。」もし彼がPKを蹴って、決めていれば、CLでは3点目となっていた。「ルカに並ぶことになっていたね」と3度ドイツで最優秀GKに輝いたブットは笑みをもらしながらコメント。

PKがなくてもブットにとってこのゲームは特別な体験となった。同GKは「この瞬間を長いこと待たなければいけなかった。FCバイエルンでの初ゲームはとても大きなことだ」とコメント、同GKは昨夏、FCバイエルンの控えGKとして移籍してきた。ウリ・ヘーネスは「彼のことを思うととても嬉しかった」と試合後、レンジングの代役についてコメント、「ファンが彼をそのように迎えたことも嬉しかった。もしいつもベンチにいれば、大抵はフラストレーションがたまるものだ。」

未知数のHumba-Humba