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ルシオ、決勝戦へ

セレソン、開催国南アフリカを撃破

バイエルンのルシオがセレソンとともにタイトル奪取へ - W杯最多優勝を誇るブラジルがコンフェデレーションズカップ準決勝で開催国南アフリカと激突。ブラジルは同チームを1:0と破り、日曜の決勝(ヨハネスブルク)でサプライズファイナリストとなったアメリカと対戦する。「ジョーカー」のダニエル・アルヴェス(FCバルセロナ)が後半43分、スロースタートとなった南米チームに、直接FKで決勝点をもたらした。

48,049人の観衆で埋まったエリス・パーク・スタジアムのなかで南アフリカは木曜、優勝候補相手にすばらしいゲームをみせた。開催国チームは日曜、3位を懸けた一戦で、ヨーロッパチャンピオンのスペインを苦戦させるつもりだ。

涼しい天候のなかで、熱い雰囲気

肌寒い摂氏8度のなかでもエリス・パークには熱気が漂った: ファンは熱くなり、ダンス、応援歌そして鳴り止まぬ騒音でホームチームを後押しした。来賓席にはジェイコブ・ズマが緑色のチームジャージを身にまとい、FIFA会長のジョゼップ・ブラッターの横に座った。南アフリカのブラジル人監督ジョエル・サンターナは国歌が流れる際に、涙をこぼした。

キックオフ前に、ルシオ(ブラジル)とアーロン・モコエナ(南アフリカ)の両主将が反人種差別を訴えた、スタジアムにあった「Mandela is brazilian」と書かれたプラカードもこの場面に合っていた。ノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラが昨日、南アフリカのサッカー選手を個人的に激励していた。

慎重なブラジル

セレソンは3:0と勝利したW杯チャンピオンのイタリアとの一戦とは違い、すぐに全力をださずにいた。30分過ぎあたりから、ブラジルがテンポを上げてきた。ラミレスのペナルティーエリア付近からのシュートが、前回コンフェデカップチャンピオンのファーストチャンスだった(12.)。しかし、先制ゴールは生まれず: 司令塔テコ・モディセのFKからのモコエナの豪快なヘディングシュートは、ブラジルGKフリオ・セザールが守るゴールの上にわずかに外れた(21.)。

その後、南アフリカが奮起し、最多優勝を誇るブラジルへのリスペクトよりも明らかに南アフリカの勢いが上回った。同開催国チームは、今大会ベストパフォーマンスをみせ、再三に渡り、いいプレーをみせた。元ドルトムントのスティーブン・ピエナール、シンフィウェ・シャバララととくにモディセがセレソンに対抗。ブラジルは、スペインのような屈辱の敗戦(vs アメリカ)を妨げようとしていた。

南アフリカ、同レベルでの戦い

スーパースターのカカが前半37分まで、決定機を作れずにいた: 彼の18メートル弾はわずかに外れ、この後のチャンスでは、このシーンでもとても堅実なプレーをみせるGKイトゥメレング・クーンがニアサイドへのシュートをしっかりとセーブ(42.)。逆サイドではピエナールのシュートがブラジルのゴールを数センチ外れた(43.)。

ここまで互角に戦ってきた南アフリカはハーフタイム後も、ゴールを目指した。モディセの強烈なシュートのコースが変わったときには、フリオ・セザールが鮮烈なセーブでチームを救った(58.)。終了間際にブラジルがFKで決勝点を奪い、決勝戦進出を苦戦しながらも決めることになった。