presented by
Menu
総仕上げで有終の美

シーズン開幕が楽しみなFCB

国際的なトップクラブとの豪華競演の末、優勝トロフィーを手にしたFCB。このアウディーカップにより、間近に迫ったシーズン開幕への最終調整が整い、開幕を心待ちにする勢いも生まれた。「トーナメントの結果には満足できるよ。でも、そろそろ本格的に始動する時だ。」と、フィリップ・ラーム。これは、木曜の夜遅くPK戦となり、7-6(0-0)で勝利したマンチェスター・ユナイテッド戦を終えた直後のコメントだ。このPK戦で2回セーブに成功したミヒャエル・レンジンクは、「昨日と今日の試合で、シーズン前の準備を有終の美で飾ることができたね。」と語っている。

アウディーカップでのマンチェスター・ユナイテッド戦、そして一昨日のAC ミラン(4-1)戦はバイエルンにとって日曜からの公式戦、DFBカップ戦に備えての最終テストを意味していた。そして、監督は優勝という最終的なトーナメント結果だけでなく、チームとしての成長にも喜んでいることだろう。

「監督の考えを上手く体現」

「僕らのボール運びはかなり良いいよ。」と、ファン・ハールの特色を垣間見ることができたマンU戦の直後、レンジンクはコメントしている。「FCBはボールをフラットでスピーディーに回していたし、プレッシングもしっかりしていた。毎日行った練習の成果がようやく実を結んだんだよ。監督の考えが上手く体現できていると思う。」

一方、アリアンツ・アレーナでのデビューに興奮していたファン・ハール(「よりシーズン開幕が待ち遠しくなる素晴らしい雰囲気だった。」)は、イングランドの王者相手に選手たちが前半で見せたパフォーマンスに特に満足しているようだ。「前半は非常に良いサッカーができた。マンチェスター・ユナイテッドにいつもの試合をさせなかった。逆に、後半になると、われわれがいつもの試合展開をできなくなったがね。」と、コメントしている。

「試合の度に新鮮な気持ちで」

とはいえ、金曜の午前中に選手たちとアウディーカップ、そして全準備期間の分析を行った監督にはまだやるべきことが残っている。「全てポジティブだよ。試合の度に新鮮な気持ちで、熱意を持って臨んだしね。ボールに対するプレーは今の状態でも十分上手くなってるけど、ボールを持ったときのプレーはもっと向上できると思うよ。」と、トーマス・ミュラー。

とにかく、就任から1ヶ月たった現時点での監督の評価はプラスということだ。「どの選手も自分が何をしなければいけないか理解しているという、試合における秩序が大切なんだ。これで、頻繁に選手が交代になってもチームが乱れることがないんだよ。少しずつ向上できていると思う。」と、フィリップ・ラーム。また、レンジンクは、「これで皆に、僕らが今良い調子で、最高のサッカーをしていると分かってもらえた。」と語っている。

「本当にすごく楽観的」

もちろん、結果が伴わなくてはどうしようもない。日曜のネッカーエルツ戦でFCBは今シーズン最初のトーナメント戦を戦うこととなる。今回のアウディーカップは、このDFBカップのための準備に最適だった。「この結果はもちろんチームの誰でも嬉しいよ。そうでなくてもチームの雰囲気はすごくいいし、これでさらによくなるね。」と、レンジンク。

FCBはメンタル面でもさらに強くなり、監督の哲学もよりいい形で体現されるようになってきている。「これで気持ちよく新シーズンに望めそうだ」とはアレクサンダー・バウムヨハンの言葉で、またアルティントップは「この2日間でのプレーをこの調子で続け、さらに体力づくりもしっかり行えばいいんだ。僕は本当にすごく楽観的だよ。」と、語っている。