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「やっと試合ができる」

最初のテストマッチ、ザルツブルク戦を控え

ルイス・ファン・ハール監督はテストマッチに向け、今日午前中のトレーニングにて最終調整を行った。金曜の夜(現地時間の20時15分、ハイライトは同日24時からFCB.tvにて)に行われるテストマッチでは、FCBは昨シーズンオーストリア・ブンデスリーガを制したレッドブル・ザルツブルクとアウェーで対戦。レッドブル・カップ2009を賭けた試合となる。「この1週間でのトレーニングの成果が見られれば、と思っている。ただ、まだあまり時間が経っていないので、大きな期待は寄せられないがね。」と、試合について監督はこうコメントしている。

FCB監督に就任して9日目のファン・ハール監督は、このテストマッチにて同じオランダ人であり、監督仲間のフーブ・ステフェンスのチームと顔を合わせることとなる。ここまで、短期間で集中的にチームを指揮してきた監督。「もちろん、筋肉痛はあるよ。練習はほとんどがボールを使ってなんだけど、それでもすごくハードなんだ。同時にスタミナも要求されるからね。」と、アンドレアス・ゲルリッツ。

コンディション作りのトレーニングのほか、監督は各選手のクオリティに見合ったシステムの編成も重要視している。中盤をひし形に並べた4-4-2のフォーメーションで、スピーディーで正確なパス回しとプレッシングがこれからのFCBのトレードマークになるだろう。

「今の段階でも、かなりいい感じだね。やっと試合ができて、とにかく嬉しいよ。ただ、人工芝っていうのが残念だけど。」と言うのは、ファン・ボンメル。3万2000人収容のレッドブル・アレーナでは、チケットは完売状態。これはザルツブルクでの集客記録の更新を意味する。また、新たに人工芝が敷き詰められ、今回のテストマッチがこの人工芝での初めての試合となる。

デビューと再開、そして別れ

明日の試合では、全選手が45分間プレーすることになると、ファン・ハール監督は明言。ただ、怪我や休暇中につき、試合に出ることのできない選手が5人いる。また、イヴィチャ・オリッチはDFBカップ戦での違反行為により本試合を含め、3試合のテストマッチに出場停止となっている。その代わり、それ以外の新加入選手にとっては、これが初めてFCBのユニフォームに袖を通してプレーする試合となる。

このテストマッチでは、同時に元FCBの選手を再び目にすることができる。トーマス・リンケはレッドブル・ザルツブルクでアシスタント・スポーツディレクターの座に就いており、アレクサンダー・ツィックラーは35歳で未だに現役で活躍している。ツィックラーが金曜に出場するかどうかは不明だが、37歳のニコ・コバチはFCB相手に15分間プレーすることになるようだ。そして、それを最後に現役を引退することとなる。

ザルツブルク側の調整

こういった観点から見ると、今回のテストマッチも重要なテストといえるだろう。バイエルン側にとっては最初のテストマッチとなるこの試合、レッドブル・ザルツブルクにとっては新シーズンにおける公式戦前の総練習となる。来週の水曜にはボヘミアンズ・ダブリンとのチャンピオンズ・リーグ予選が控えており、その4日後にはオーストリア・ブンデスリーガが開幕となるからだ。

「ザルツブルクはわれわれが始めるより前から調整を行っている。これは明日の試合において、彼らに有利な条件だ。」と、両者のコンディションの違いを挙げるファン・ハール監督。また、これを度外視しても、FCBスポーツディレクターのクリスティアン・ネルリンガーは調整機関に最高の結果を求めてはいないという。「選手たちには得るものがあるだろうし、それは非常に結構なことだ。シーズン開幕に向けて、しっかりと調整ができればいいね。」レッドブル・カップにより、FCBの現在のレベルが示されることだろう。