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FCB、キャンプ地入り

監督の哲学に沿った集中トレーニング

木曜は、現地スタッフも大忙しだ。正午には8日間のチーム合宿を行っていたボルシア・ドルトムントの選手たちがセンターを後にし、その数時間後にはFCBの選手、監督、トレーナーたちがもう到着するのだから。すでに前日から、ホテル内ではFCBの到着に合わせ、選手や監督に最善のもてなしができるよう、従業員たちが走り回っていた。

4つ星ホテルのHPを開くと「Vive la vie(人生万歳)」というフレーズが目に飛び込んでくる。残念ながら、ホテルのサービスによる心身へのメリットをFCBの選手が堪能するチャンスはないだろう。これからの数日間、何よりも大切なのはトレーニングだからだ。

ゲルゼンキルヒェンで開催されるT-Home-Cupによる中断を除けば、FCBは7月23日まで連続でドナウエッシンゲンで合宿を行うこととなる。この期間、ファン・ハール監督はできるだけ早く自身の考えを選手たちに浸透させるため、集中的なトレーニングを行う。「(受け入れようという)意欲は非常に大きいが、まだ結果は伴っていない。ただ、それは当然のことだ。たった1ヶ月の間に全てがうまくいくなんて、無理な話だからね。」と、ミュンヘンを発つ前に監督。

ホテル前で行われる8ユニットのトレーニングのうち、一部は非公開。ドナウエッシンゲンのスタジアムで行われるトレーニングは、一部だけ公開。事前の情報では、キャンプ地滞在中の予定はこのようになっている。また、火曜の夜には地元の地域リーグチーム、シュトゥットガルト・キッカーズとのテストマッチが組まれている。そして、木曜にはリームは1.FC ケルンとのアウェー戦に向けてケルンへと出発。金曜の夜には1.FC ケルン戦、土曜にはシャルケ・アレーナでの「McFit オールスターズ」戦がFCBを待ち受けている。

27選手が同行

この強行日程を監督と共にするのは27名の選手。木曜にはルシオの部屋が空けられたままだ。ブラジル代表キャプテンはセリエAのインテルへの電撃移籍が決まり、同日にイタリアへと発っている。その代わりにトレーニングに参加することになったのが、若手のディエゴ・コンテントだ。

すでに2006年、2007年にもドナウエッシンゲンにてトレーニングキャンプを行っているFCB。「シュヴァルツヴァルトやスイス、ボーデン湖のほとりで、リゾートにも休暇にも、そしてゴルフにも最適!」というのが同地のキャッチコピー。ファン・ハール監督とアンドリース・ヨンカー、マックス・レッカースの面々は、初めての滞在でくつろぐことができるだろう。レストランの「今月のメニュー」には、「オランダ風ニシン料理」まであるのだから。