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「残り時間が少ない」

監督の理想のスタメンとは

日々集中トレーニングをこなすバイエルンの選手たちだが、ファン・ハール監督は昨シーズン前期の王者、1899ホッフェンハイムとのブンデスリーガ開幕戦までにもっとチームが向上できると考えているようだ。シュトゥットガルト・キッカーズに10-0(1-0)と完勝したことに対しても、監督は手放しでは喜べないようだ。「4部リーガのチームが相手なんだから、十分な結果だろう。」とコメントしている。

「われわれはスピーディーな試合運びをしなければいけない。前半はそれができていなかった。試合を動かすのをまったく忘れてしまったか、その動きが遅すぎた。後半に入ると相手に疲れが目立ち始め、FCBのプレーが少し良くなったおかげでゴールも生まれたがね。」と、言葉を続ける監督。

リベリーの復帰は未定

3週間の準備期間を終え、5つのテストマッチをプレーした今でも、監督はまだ様子見の段階にいる。これは、怪我人などの影響で簡単にスタメンを確定できないことが原因だ。シュトゥットガルト・キッカーズ戦でも、怪我やトレーニング不足を理由に10人が欠場。水曜午前中のチーム合同トレーニングにはそのうち8人が復帰したが、そのうちのひとりであるボロウスキは、すでに古巣ブレーメンへの移籍が決定している。

何よりも監督を悩ましているのは、フランク・リベリーの離脱だ。膝の腱鞘炎によってトレーニングに不参加のリベリーは、水曜にルカ・トーニ(アキレス腱)、リハビリ担当のトーマス・ヴィルヘルミと共に、キャンプ地のゴルフ場で軽いジョギングを行っている。リベリーがいつトレーニングに参加できるかという問いには、「はっきりといつになるかを判断するのは難しい」と、まだ監督にも分からないようだ。

シュヴァインシュタイガーの起用

ファン・ハール監督のシステムも、リベリーの復帰に大きく影響を受ける。というのも、このシステムは元々リベリーを攻撃陣の後ろのセンターMFとして配置することを念頭においていたからだ。「このシステムにおける10番との連携を向上させなければならない。来週以降、誰がこのポジションでプレーするかを決定しなければならない。」と言う監督。すでにホセ・ソサ、アレクサンダー・バウムヨハン、トーマス・ミュラーの3人にこのポジションでのプレーを試させているという。

また、バスティアン・シュヴァインシュタイガーにも、間もなくまた別の役割が言い渡されるとのことだ。シュヴァインシュタイガーは水曜、初めてチームメイトとの合同練習に参加。久しぶりのトレーニングを楽しむと共に、監督からも高い評価を受けている。「FCBにとってシュヴァインシュタイガーは非常に重要な選手だ。」と、出来るだけ早くもっとプレーさせたいと考えているようだ。

残るテストマッチはあと4つ

まだスタメン定着にまではいたっていないが、それでもこれまでのトレーニングの成果には満足しているという監督。「毎日向上していくことを目的としているし、選手たちの意欲も非常に高い。嬉しく思ってるよ。」8月2日のDFBカップ1回戦までに予定されているテストマッチはあと4つ。それまでに可能な限りベストのフォーメーションを組むためには、「残り時間が少ない」(監督談)ことを監督も理解している。