presented by
Menu
FCBの目論見

アリアンツ・アレーナでは必ず勝利を!

昨シーズン中、FCBのホームゲームにはサプライズが付きまとった。次の展開が予想できない事態が続いたのだ。0-2から4-2の逆転勝利を飾ったVfl ヴォルフスブルク戦の様に、相手に大きくリードされていてもそれをひっくり返すことのできた試合があったかと思えば、有利な状況を活かせずに軽率なプレーで勝ち点を落とした3-3のVfL ボーフム戦のような試合もあった。この試合でFCBは、終了間際まで3-1としっかりとリードしていたにもかかわらず、だ。

総ゴール数は68と他の全スタジアムを上回り、大規模な集客数を誇るアリアンツ・アレーナだが、ホームチームの試合運びにはあまり満足はできないものがあった。ホームでの合計得点数45を上回るのはヴォルフスブルク(ホームで51得点)だけで、失点は23。失点数に関しては、FCBのほかにも7チームがこの数字を記録している。また、2部降格となったカールスルーエ SCでさえ、ホームでは22失点しかしていないのだから、決して誉められたものではないだろう。

バイエルンが昨シーズン準優勝に終わったのも、ホームで勝ちきれないことに大きな原因があった。12勝2分け3敗という結果は、各ホームチームの成績を比較して上から5番目。ただ、その分アウェーでは堂々としたプレーで、ブンデスリーガのどのチームよりも勝ち点を多く獲得できている。

「ディフェンスを強化しなければいけない。」と、ファン・ハールはすでにチームのどこに改革を加えなければいけないかを理解している。監督にとっての初めてのアリアンツ・アレーナでの試合も、新シーズンに向けての明るい材料が多く見られた。アウディーカップではAC ミラン(4-1)、マンチェスター・ユナイテッド(PK 7-6)を相手に1失点ずつしか許していない。そして、ゴールチャンスにつながる見事なプレー、さらには素晴らしいゴールも見ることができた。

また、ファン・ハールは、アリアンツ・アレーナでは相手チームが非常に守備重視で試合に臨んでくることを分かっている。「バルセロナでもアヤックスでも、例えアルクマールででも、これまでどのチームでもこの問題を抱えてきた。このためには、誰もが厳守する取り決めが必要だ。」と、戦術面における規律を重要視する発言をしている。そしてまた、こうも語っている。「また、創造力も必要だ。私はクリエイティブな選手を常に4人起用するつもりだ。」