presented by
Menu
GK変更

ブット、監督の信頼に応える

アリアンツ・アレーナの観客は、午後3時ごろになって初めて不思議に思ったことだろう。ロッカールームから出てきたGKの2人は、南側スタンドの観客にウィンクをするほどご機嫌なヨルク・ブット、そしてそれにしばらく距離を開けて続くのがミヒャエル・レンジンクという構図だった。どちらがプレーするのかがはっきりしたのは、会場アナウンサーのシュテファン・レーマンがこう解説した瞬間だ。「GKは22番、ヨルク・ブット!」レンジンクの名前が呼ばれたのは、控え選手の紹介に入ってからだった。

ブンデスリーガが開幕して4試合目だが、ファン・ハールはすでにレギュラーのGK変更を行ったのだ。ヴォルフスブルク戦まで公式戦全4試合においてゴールを守ってきたレンジンクだが、ブットに取って代わられることとなった。また、当分の間正GKの座はブットのものとなるという。「ヨルクは次の試合もプレーすることになる。」と、VfL ヴォルフスブルクに3-0で勝利した後、ファン・ハールはコメントしているのだ。この勝利はブットにとっても大きな意味を持つものとなった。

試合開始直後の7分にはファインセーブで早い段階での失点を防ぎ、60分にはエディン・ジェコの至近距離からのヘディングを素晴らしい反射神経を披露してセーブし、同点を狙うヴォルフスブルクの追随を許さなかった。「今日の彼のプレーは素晴らしかった。あの2回のセーブは非常に意味のあるものだ。信頼のおける選手だと思うよ。」と、ファン・ハール。

「彼のおかげで安定感が生まれたし、おかげで良い成績を上げることができた。」と、ヴォルフスブルク戦がブンデスリーガ333試合目、FCBでは9試合目となったブットについてダニエル・ファン・ボイテン。昨シーズンは、27節目の試合を前にレンジンクに代わって起用されるようになっていたブット。「ヨルクの存在は大きい。彼は守備陣を上手くまとめることができる。」と、ホルガー・バドシュトゥバーも35歳のGKを絶賛している。

ブットは準備期間でもほとんど全ての練習をAチームでこなし、正GKの座を賭けた争いの有力候補として見られていたが、すでに木曜には監督からヴォルフスブルク戦での起用を知らされていたという。「シーズンは長いから、きっと僕にもチャンスが回ってくるって自分に言い聞かせていたんだ。今、チームのメンバーに加われてすごく嬉しいよ。」と、ブット。