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クローゼ 2得点

「まだ100%の出来じゃない」

試合開始前、アゼルバイジャン代表監督のベルティ・フォクツは余裕の面持ちだった。「君が試合に出ないなんて、嬉しいことだ。レーヴ監督の采配は失敗だ。」と、試合前にミロスラフ・クローゼと言葉を交わしていたことを、0-4とドイツがアゼルバイジャンに勝った試合終了後に明かしている。「あの時は監督にさらっとこう言ったんだ。後半出場できれば十分ですよ。」とは、クローゼ。実際、その言葉通りとなった。後半開始と共に投入されたクローゼは、代表戦46、47ゴール目を決める大活躍。マンオブザマッチにも選出されたクローゼは、これからはFCBでのパフォーマンスに集中するとしている。

「今日は2ゴールを決めることができたけど、まだ100%の出来じゃないんだ。良いパフォーマンスを披露するためには、もっとコンディションを整えなくちゃ。まだまだ目標とするところからは遠いよ。」と語るクローゼ。2006年のW杯得点王はこれからの数週間、さらなるプログラムをこなすこととなる。実は、先週の代表チームへの合流も、ミュンヘンでのトレーニングをこなすために少し遅らさなければいけなかったのだ。

「チャンスを待ち望んでる」

土曜に行われるアウェーのドルトムント戦でもベンチスタートとなる、とクローゼは予想している。「監督の下では、すでに自分の真価をアピールしなくちゃいけないんだ。今回は10日間チームを離れていたから、その間監督は僕のことを見れていない。だから、土曜のドルトムント戦には起用されないと思うよ。」と、冷静に分析。

3-0と今季初勝利を飾ったヴォルフスブルク戦でも、クローゼは試合の流れをベンチから見守っていた。だが、現状で満足しているわけではない。「もちろん試合に出場したいし、チャンスを待ち望んでるよ。みんな分かってると思うけど。100%のできになったら監督も起用してくれるだろう。」

「まだそこまで歳じゃない」

しかし、アゼルバイジャン相手に2得点を決め、代表戦91試合目にして9度目の1試合2得点を達成したという事実が活気付けになるかもしれない。本人もまだまだやれると思っているようだ。「まだそこまで歳じゃないよ。たかが31だ。まだそこそこ走れるし、たまにはゴールだって決めるしね。」今シーズン、ベルティ・フォクツ以外にも大勢がクローゼの脅威を思い知ることとなるかもしれない。