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守備に、攻撃に

ファン・ボイテンにとって最高のシーズン前期

今シーズン前半のダニエル・ファン・ボイテンのプレーを評価するには、その成績を見れば十分だ。FCBの守備を任されながらも、5-2で勝利したヘルタBSC戦ではブンデスリーガ4得点目を決め、そのうち2得点ではFCBに勝利をもたらしているのだ。得点王ランキングに名を連ねるマリオ・ゴメスとトーマス・ミュラーというFWを除けば、ファン・ボイテンは3大会全てで得点を挙げているFCBで唯一の選手となる。それも合計7回もだ。「ディフェンダーとして得点を挙げるのはいつでも特別な気分だよ。」とは、ヘルタ戦後にファン・ボイテン本人がコメントしたもの。

しかし、ファン・ボイテンは攻撃だけではなく、本来の守備的役割もしっかりとこなしている。ヘルタ戦では1対1の局面にて80%の確立で競り勝っており、これは両チームにて起用されていた24選手中でも最高の成績となるのだ。その前日には、73%でペル・メルテザッカーに次ぎリーガ2番目の成績を手にしていたファン・ボイテン。また、ヘディングにも強く、相手側のパスをリーガで3番目にブロックしている。

ファン・ボイテンはFCBでプレーしてこれで3年半になるが、これだけ攻守に秀でていたことはなかった。「僕にとってはこれが最高のシーズン前期だよ。」と、誇らしげにファン・ボイテン。2006年にハンブルガーSVの中核選手としてミュンヘンにやってきたファン・ボイテンだが、やっとミュンヘンでも外すことのできない中核選手となったようだ。今シーズン前期に欠場したのはたった1試合で、それもボルドー戦で受けたイエローカードによる累積出場停止によるものだった。現時点での出場試合数は昨シーズンの出場試合総数とほとんど変わらない。

「FCB加入後の1年目はクラブや新しい環境、プレッシャーになれるために必要だったんだ。」と、ファン・ボイテン。この期間はセンターバックのルシオとマルティン・デミチェリスが優先され、代役としての起用が多かった。しかし、今シーズンからはレギュラーとして定着しただけでなく、中核選手にまで成長したのだ。