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11年前の出来事

バイエルン、マンチェスター、バルセロナ

FCバイエルンはこれまでで1度だけマンチェスター・ユナイテッドに破れている。そして、これはバイエルンにとって悪夢のような敗戦だった。バルセロナのホーム、カンプ・ノウ、1999年5月26日。90分が終了し、バイエルンのベンチでは誰もが勝利を確信していたし、ベッケンバウアーも表彰台に上がる準備をしていた。このときベッケンバウアーに同行していたボリス・ベッカーも、「エレベーターに乗ったときは1-0でバイエルンがリードしていた。そして、エレベーター内では歓声が聞こえた。だから、試合が終了したんだと思ったよ。で、エレベーターから出てスタジアムの様子を見たら、マンUの選手たちが大喜びしてて、バイエルンの選手たちは芝生に倒れこんでいた。しまった、同点かって思ったよ。そしたら直後に電光掲示板が変わって、1-2になったんだ。それを見たけど、すぐには信じられなかったよ。」と語っている。

あのとき、バイエルンは優勝に100秒届かなかった。ロスタイムにベッカムのコーナーキックからテディ・シェリンガム(90+1分)、オレ・グンナー・スールシャール(90+3分)が立て続けにゴールを決め、マンチェスターをCL優勝に導いたのだ。これが11年前の出来事で、今回FCバイエルンはCLで再びマンUと対戦する。そして、マンUには、現在も当時の選手が4人残っている。ガリー・ネヴィル、ライアン・ギグス、ウェズ・ブラウン、ポール・スコールズだ。とはいえ、
スコールズは当時イエロー累積のため出場停止となっていた。

ミュンヘンでも、マンチェスターでも負けなし

しかし、統計的に見れば、「レッド・デビルズ(マンUの愛称)」はバイエルン相手に常に苦戦を強いられている。バイエルンがマンチェスターUに負けたのは、実は1999年だけなのだ。それ以外はミュンヘンでも(1勝2分)マンチェスターでも(1勝2分)で負けていない。

さらに、イングランドのチームはドイツでのアウェー戦ではあまり歩が良くないのだ。そして、FCBはイングランドのチームと行った14試合のうち、1試合しか落としていない。そのチームとは、ノリッジ・シティ(1-2)だ。これは1993/94シーズンのUEFAカップでのことだった。全体的に見れば、イングランド勢に対するFCBの成績は決して悪くない。11勝12分8敗なのだ。

プラス面に注目

バイエルンは、マンチェスターUとは8年前にもCLで対戦しているが(2001/01)、このときはミュンヘンで1-1、マンチェスターでは0-0だった。その前年にも量チームはCLで対戦しているが、そのときはマンチェスターでFCBが1-0と勝利、ミュンヘンでもオリンピア・シュタディオンで2-1と勝利を収め、シーズン終盤には優勝も果たしている。今回もマンU戦を機に、バイエルンが勢いに乗れるかもしれない。