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コンディション調整に最適

「まるで世界陸上のよう」

すべてが活き活きとしている。監督が選手をそばに呼んでは良い所を褒め、さらに改善すべき点を伝える。「しっかり届くようにもっと強いパスを!」と大きな声で指示が飛ぶ。ユップ・ハインケスは66歳という年齢をまったく感じさせない。サッカーに人生を捧げ、その熱意と喜びを体現しているのだ。そして、これこそがドーハのキャンプ地にて監督が選手たちに求める姿勢でもある。その点では、満足いく結果を得られることだろう。「今日のサッカー界では常に成功を収めようとハングリーでいなければ、何も成果を出すことはできない。」と、監督は自ら火曜に話している。

火曜の朝10時過ぎに開始された午前のトレーニングでは、パスとポジション別の練習が重点的に行われた。2時間弱のトレーニング後、選手たちはシャワーを浴びて昼食を取り、午後4時半頃まで休憩。時々強い風が吹く雲に覆われた空の下、午後のトレーニングが開始された。

ここではまずコンディションを整えるためにウォーミングアップが行われ、その後はサッカーシューズからランニングシューズに履き替えての長距離ランニングが行われた。これはコンディションを万善に調整するために組み込まれたプログラムで、選手たちは3グループに分かれて1.5キロメートルのグラウンドをハイペースで5周しなければならない。また、休憩と称してスプリントと障害物を用いたジャンプ練習が行われている。「まるで世界陸上に出場してるみたいだよ。」とバスティアン・シュヴァインシュタイガーは冗談を飛ばしている。

休暇前に「トレーニングの薦め」

だが、ハインケスが用意したこの持久力トレーニングを何かの罰として受け取る選手はいない。なぜなら、監督は選手たちのコンディションには満足しているからだ。「千種たちは皆バカンス後良い状態で戻ってきてくれた。トレーニングでも良い印象を受けている。」と、ハインケス。「クリスマス休暇を利用してエネルギーを充電し、体力を回復して、楽しいことをしてほしい。」とは言っていたものの、休暇前に「トレーニングの薦め」は出していたという監督。