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「経営者・仕掛人・人」

ヘーネス会長の誕生日を祝う大祝祭

「驚いた」
「信じられない」
「FCバイエルンに籍をおいて以来、最も素晴らしいパーティーだ」
昨日金曜の夜、ミュンヘン都心部に位置する会場《ポストパラスト》で感想を口にしようとしたときのこと。ウリ・ヘーネス会長は紛れもなく心を奪われてうっとりとしていた。ドイツのレコルトマイスターの招待を受けたおよそ500人の客人が集い、昨夜のオフィシャルモットーの「経営者、仕掛人、そして人」である、1月5日に 60歳の誕生日を迎えた会長を祝福した。

「いろいろと予想はしていたが、まさかこれほどの雰囲気、これほどの会場とは ― 皆さんの努力には脱帽です、ありがとう」と、この日の主役は感慨深げ。「このクラブの会長でいられることを、とても、とても光栄に思う」と述べたヘーネス会長は、盛大ながらも打ちとけたパーティーで、しばし感涙にむせっていた。
「これを見たら言わなくては。サッカークラブがどうあるべきか、私が思い描いていたもの全てが実現したと」

アリアンツ・アレーナ風に趣向をこらしたポストパラストは、ドイツサッカー界で最も成功を収めた経営者のライフワークを祝う素晴らしいイベントを開催するのにふさわしい舞台を提供してくれた。
バイエルン州のホルスト・ゼーホーファー首相も、祝祭の演出に魅了された。
「この会場のこの雰囲気、このまるでスタジアムにいるかのような雰囲気を思うと、こんなことができるのはFCバイエルンだけと言わなくては」

サッカー界、政界、経済界からの数多くの招待客(クラブの発表)は「ボーデン湖産のカワマス」「トリュフのポタージュスープ」「フランケン地方北西部産のビーフ、パセリピューレー乗せと、ジャーマンポテトのデュエット」等の料理を堪能した。トーマス・ゴットシャルクはいつも通りの人を楽しませる司会でパーティーの進行役を勤め、芸能ショーに出演したのはお笑い芸人のマルティナ・シュヴァルツマンの他、バンドのアルピン・ドラムス、そしてシルバー・ビートルスで、多くのヒット曲を演奏し、ノリノリのパーティー気分を盛り上げた。

昨夜のハイライトは、代表取締役社長カールハインツ・ルンメニゲの心のこもった感動的なスピーチだった。彼は、一緒に過ごした時代から、これまでに知られていない数多くのエピソードをまじえ、経営者、仕掛人、そして人であるウリ・ヘーネス会長を面白おかしく的確に描写した。
「会長はこのクラブの魂です。FCバイエルンも会長も、何でも屋 ― でも、魂の抜け殻になったこともなければ、退屈させたこともない」
スピーチ後にハグをした際、ヘーネス会長は涙目だった。ルンメニゲの「スーパースピーチ」が心に響いたのであろう。

ウリ・ヘーネス・カップと名誉市民賞

ゼーホーファーは、ウルム生まれのヘーネスを「激情の権化」と表現し、バイエルン州の名誉市民賞を付属のバイエルン州民証明書とともに授与した。ヘーネス会長は自分のFCバイエルンからはとても特別なプレゼントを受け取った。
「彼のような特権を与えられた男には何を贈ればよいのだろうか。無論、何か特別で尋常ではないものでなくてはならない」とルンメニゲは話し、同僚と「長考」の結果、「我々のチームは、来シーズン、国際的なトップチームとアリアンツ・アレーナでウリ・ヘーネス・カップをかけて戦うことになる」と明かした。