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1つのゴールに得点者が2人

ロッベン、ゴールをオリッチにプレゼント

1つのゴールに得点者が2人 ― そんなことはあり得ない? ところがあり得るのだ! 28日(土)アリアンツ・アレーナに集まった69000人の観衆がこの珍事の証人だ。最初に得点者として祝福されたのはイヴィチャ・オリッチ。その後、スタジアムの放送がこれを訂正する ― ただいまの得点はロッベンと。真実を解き明かしたのはスローモーション映像だ。ところが公式得点者となったロッベンは再度こう主張した。
「あれはイヴィス(オリッチの呼び名)のゴールだ — たとえ公式記録では僕のゴールとされても」

いったい何が起きたというのか? ホームのヴォルフスブルグ戦、後半ロスタイムでの出来事だ。フィリップ・ラームがフリーキックを素早くリスタートし、オリッチの前方のスペースにやさしい浮き球を供給。クロアチア人の彼は一人抜け出すが、これを阻止しようとヴォルフスブルグのゴールキーパー、ディエゴ・ベナリオがゴールから飛び出した。オリッチは抜け目なくペナルティーエリア左端からベナリオの頭越しにループシュートを無人のゴールめがけて放ったのだ。ボールはゴールエリアでワンバウンド、フェリペ・ロペスとリカルド・ロドリゲスが全速力で戻ってくる。最後の力を振り絞りスライディングしたロペスがボールをゴールライン上でクリアするが、これが同じく駆け上がってきたロッベンのお腹と下腕に当たって跳ね返り、ゴールへと転がり込んだ。

「最初はボールがすでにラインを割っていたと思った」とオリッチは語る。しかし彼もテレビの映像を確認した後は、ロッベンが最後にボールをゴールに押し込んだことを認めている。
「本当にギリギリだった。アリエンがそこにいてよかった」とストライカーの彼はウィンクをしてこう続けた。
「それでもうれしかった。決勝点を決めたのは久しぶりだ」

ケガの予後 ― 順調で問題なし

オリッチが最後にゴールを決めたのは5ヶ月も前のこと。しかしその8月末のハンブルグ戦でのゴールを素直に喜ぶ理由など、彼にはなかった。ヘディングゴールの際に彼は右臀筋の腱を部分断裂し全治8週間のケガを負ったのだ。それも9ヶ月の負傷欠場(膝)からの復帰を祝った直後のことだった。