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「全員で」

ハインケス — チームスピリットを取り戻せ

バイエルンの代表取締役社長のカールハインツ・ルンメニゲは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦、アウェーでのFCバーゼル戦に敗れた後、選手たちにはっきりと、断固たる態度で呼びかけた。
「目を覚ませ」と、深夜に行われた祝勝会とならぬ残念会の挨拶でチームに呼びかけたルンメニゲは、今週日曜のホームゲーム、対FCシャルケ04戦で早くも反応を見せるよう要求した。そのためにはチームプレーが大切だとルンメニゲはこう訴えた。
「合い言葉は『全員で』。一人がみんなの為に、みんなが一人の為にだ」

ユップ・ハインケスも同様、本日金曜に苦言を呈した。
「バーゼルでの0−1の敗戦で、最後の一人も目を覚ましただろう。もはや残された抜け道はただ一つ、全員でやるしかない」とレコルトマイスターの監督は24日(金)《ゼーベナー・シュトラーセ》(バイエルンの本拠地)で述べた後、こう明言した。
「一刻も早くチームが一つにまとまらなくては。チームワークを最優先に、選手一人一人の個人的な利害は二の次だ」

ハインケスは、FCBが現在「厄介な状況」に陥っているという。
「我々はもはや冬休みの前に見せていた、まとまった、当たり前のサッカーができていない」
それでも66歳の《フスバルレーラー》(「サッカー教師」、ドイツサッカー協会最高指導者ライセンス保持者の称号)は、現在「数多くの思案」をめぐらし「転機をもたらす」ことを確信しているそうだ。そのためには「再び成功を掴むべく全員が一丸となりチームプレーをこなす」ことが必要だという。

また、ここ最近のパフォーマンスがあまり満足できるものではなかったために、批判が起きるのは当然だ、ともハインケスは語っている。「大切なのは我々自身がそのムードに飲まれないこと」と経験豊富な監督は冷静になるよう呼びかけている。それよりも優先すべきは「長所を取り戻すこと。冷静さと自信をもってプレーすれば、再び当たり前なサッカーをできるようになる」と彼は言う。

健全な言い争いの文化

仕事場の空気、特にピッチ上の空気を良くする為にも、積極的にコミュニケーションをとることが重要だとハインケスは述べ、こう続けた。
「フィールド上のコミュニケーションを増やすことはとても重要だ。それが私の言うチームワークであり、我々はもっともっと声を出してお互いをサポートしなくてはいけない。トップレベルでのサッカーで成功するにはチームが一丸とならなくてはならないことは、常に言ってきたこと。歯車がしっかりと噛み合ないとダメだ」

時には、バーゼルでの失点直後のように、大声で言い争うことも「プラスの兆し」だとハインケスは評価し、こう語った。
「敗北を黙って見過ごすわけにはいかない。健全な言い争いの文化は、チームにとっては重要だと私は考える。チームが生きている証拠だ」
それをシャルケ戦で証明しなければならない彼のチームは「再びチームスピリットとチームワークで結果を出すしかない」。