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「とてつもない課題が待ち受ける」

ワイシャツとネクタイ、背広姿はびしっと決まっていた ― だがチャンピオンズリーグのオリンピック・マルセイユとの消耗戦の末の勝利の翌朝、FCバイエルンの選手達の表情には疲れがにじみ出ていた。ドイツのレコルトマイスターを乗せたルフトハンザ臨時便は、11時半に離陸、その約一時間半後にはミュンヘンに着陸した。幸いにも負傷者は出ておらず、あとは一刻も早くバッテリーを充電するだけ。というのも31日(土)にはもうブンデスリーガの1.FCニュルンベルグとの大事なアウェー戦が控えているからだ。

マルセイユを飛び立つ直前、ユップ・ハインケス監督は同行したメディア関係者の質問に再度応えた。本サイトfcbayern.deでは、66歳ハインケスの最重要発言をまとめて紹介する。

インタビュー:ユップ・ハインケス

マルセイユで先勝した後の昨夜の様子と本日木曜の予定について:

「短かったが、ぐっすり眠れた ― サッカーの夢は見なかった。今朝はみんなで試合を分析した。でも今は答えを出すために少し考える時間がいる。今日の午後は、ブンデスリーガ前節のニュルンベルグのアウェーのシュトゥットガルト戦を分析する予定。その後いつか、土曜の試合でチームを幾つかのポジションで入れ替えるかどうかを決める」

準決勝の対戦相手となりうるレアル・マドリードについて:
「クラブ内でレアルの話はしていない。マルセイユに必要な敬意を示すという意味でもね。それに彼らともう一度90分間戦わないといけないことも分かっている。次の対戦相手となりうるチームについて話せるのは、それが終わってからだ。この大会では、FCバルセロナ、レアル・マドリード、ACミランなど、おそらくは我々よりも一枚上を行くチームがまだ生き残っている。だから遠い先の話に思いを馳せるような過ちは避けるべきだ。どこと当たろうと受け入れよう」

FCBがマルセイユで受けた多くのイエローカードについて:
「それは気に入らなかった。相手がフィジカル頼みのアグレッシブな戦いを仕掛けてくることは、試合前から分りきっていた。ただ、スペイン人の主審が、些細なことにも笛を吹いたのも事実。例えばフィリップ・ラームはキャプテンなのだから、主審と話し合う権限があるのに、それにすぐさまイエローカードを与えるのは、やり過ぎだと思う」

マヌエル・ノイアーの現在の調子について:
「彼はすでにグラッドバッハで我々に勝利をもたらしてくれたし、現在は抜群の安定感を発揮している。これこそ、みんなが待ち望んでいたノイヤーの姿。ある意味、通常の経過を辿ったともいえる。FCバイエルンのゴールキーパーや選手をつとめるのは、最初は簡単ではない。他のチームから移籍してきた全ての選手が思い知ること」

今季のタイトル獲得の可能性について:
「自らにプレッシャーをかけるべきではない。言うまでもなくシーズン終了までに、ブンデスリーガ7試合、DFBポカール決勝戦、マルセイユとの対決、それに場合によってはCL準決勝2試合を残している。とてつもない課題だ。だが遠い先のことばかりに思いを馳せるのは良くないし、そんなことをしても何にもならない。頭の隅っこに置いておいて、必要なときに引き出せば良い話」