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よりによってグラッドバッハ

ハインケスにとり「ただの一戦ではない」

ユップ・ハインケス監督が快復して戻ってきた。FCBの総監督は一週間近くもインフルエンザで休んでいたために、アシスタントコーチのペーター・ヘルマンとヘルマン・ゲルランドが練習の指揮をとっていたが、ボルシア・メンヒェングラッドバッハと対するDFBポカール準決勝に向けての本日火曜の最終調整では、ハインケス自身が再び芝のグランドに戻ってきた。もう病気はすっかり良いようだ。しかし例え熱があり、咳や鼻づまりに苦しんでいたとしても、今日の練習ばかりは顔を出さぬわけにはいかなかったはずだ。というのもバイエルン対グラッドバッハ戦は、彼にとっては「ただの一戦ではない」からだ。

「思い入れが強い試合になる」とハインケスは、21日(水)夜(20:30キックオフ)、自身が選手としても、また監督としても成長を遂げたクラブに、申し子たちを引き連れて乗り込むことを心待ちにしていると言う。彼は1964年から1978年まで、ハノーファーでプレーした3年間(1967〜70年)を除き11年間をそこで過ごし、《フォーレン》(グラッドバッハの愛称)の一員としてブンデスリーガ283試合に出場した。彼が残したリーグ戦195ゴールという大記録は、本日まで敗られること無くボルシアのクラブ史に刻まれている。

グラッドバッハの歴代得点王

監督のよりによって「懐かしい古巣」が、今やベルリン(DFBポカール決勝戦開催地)に繋がる道に立ちはだかる最後のハードルとなっていることが、両者の対決に極めて特殊な色合いを与えている。というのもハインケスは、メンヒェングラッドバッハの選手として1973年に獲得したドイツカップのタイトルを、監督としては未だに手にできずにいるからだ。ボルシアのユニフォームに身をまとっていた頃に、現バイエルンの監督は他にもUEFAカップ優勝(1975)、4度のリーグ戦優勝(1971、1975、1976、1977)、そして2度のリーグ得点王(1974、1975)と、輝かしい成績を残している。