presented by
Menu
頂上対決を前に

ドルトムント戦に向けての準備開始

イースターの月曜、約2000人ほどのファンが雪景色のゼーベナー・シュトラーセに足を向け、水曜の頂上対決に向けてトレーニングを行うFCバイエルンの選手たちを見守った。 水曜にFCBは現在首位のボルシア・ドルトムントと対戦する。この試合を前に、代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは「まさに頂上対決だ。ブンデスリーガの首位と2位というベストチーム同士の対戦。レベルの拮抗した試合が予想される。」と語っている。

だが、火曜にドルトムントへと遠征する前、選手たちはイースター祝日の月曜にもしっかりと練習をこなしている。この日はユップ・ハインケスの指揮の下、グループに分かれて芝生の上でトレーニング、またはランニングや個別の筋力トレーニングが行われ、体力を回復するとともに大一番に向けての調整が行われた。「土曜までは他の試合に集中しなくちゃいけなかったけど、これからはドルトムント戦に向けての準備だ。」とトニー・クロースは話している。

「非常に楽観視しつつも、最低限の警戒心は忘れず」というスポーツディレクターのクリスティアン・ネルリンガーの言葉通りドルトムントに乗り込みたいFCB。公式戦にはここのところ9連勝中なだけでなく、3日おきの強行日程にも耐え切れたことが自信につながった、とクロースは語っている。

もちろん、FCBがここ最近のドルトムント戦で3連敗中という事実は承知の上だ。だが、FCB幹部はチームが今週の水曜にはこの負の連鎖を断ち切ることができると信じているのだ。ルンメニゲは次のように話している。「この試合を落とすことは許されない。そうなれば、恐らく優勝の行方がほぼ確定してしまうだろう。引き分けならまだ全てが可能で、われわれが勝てばドルトムントに代わってポールポジションにつくことができる。」

一方のハインケスは、観客とファンにとって最高の試合になるだろうと楽しみにしている。もちろんこの試合の重要性は理解しているが、この試合だけで優勝の行方が決まるわけではないと話している。「最終節が終わって初めてタイトルの行方が確定するものだ。今週の水曜の後にも何が起こるかはわからない。」という監督と同じような発言をしているのが主将のフィリップ・ラームだ。「もちろん大切な試合だし、(勝てれば)また首位に返り咲くことができる。でも、この試合の後にもまだ何試合か残ってるからね。」

また、土曜のアウグスブルク戦で復帰を果たしたバスティアン・シュヴァインシュタイガーも、「この試合の勝者は(優勝争いで)ちょっと有利になるね。」と現実的だ。最終的には、「(勝利のために)FCBの選手たちは全力を出し切ってくれるはずだ。これだけでも頼もしいことだ。それが(われわれの望む)結果につながるかは、水曜になってみないと分からない。」とルンメニゲの話す通り。試合まであと2日だ。