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ホームでマインツと対戦

ハインケス、「熱いバトル」を予想

中2、3日で試合が続く。《バイエリッシェ・ヴォッヘ》(《エングリッシェ・ヴォッヘ》(「イングリッシュ・ウィーク」、週半ばと週末の2回試合が行われる週を意味するドイツ独自の表現をもじった言い回し))は体力を奪っていく。選手の体力、理学療法士の体力、フィジカルコーチの体力、そして当然ながらユップ・ハインケス総監督の体力もだ。ドルトムント戦が終わったら、次はマインツ戦、そしてマドリード戦だ。したがって66歳の指揮官は、12日(木)帰宅するなりテレビをつけてDVDをプレーヤに押し込んだ。最初にマインツ対ケルンの試合、その後レアル対アトレティコの試合(マドリードダービー)。と、ハインケスは考えていた。が、当初の予定通りにはいかなかったようだ。
「マドリードダービーは最後まで見るつもりだったが、ハーフタイムには私のバッテリーが切れてしまい、眠らなければならなかった」とハインケスは明かした。

とはいえ、それほど問題はないだろう。何といってもFCBの監督は、より重要な方の試合を最後まで見たのだから。というのも、17日(火)にチャンピオンズリーグでレアル・マドリードと対戦する前に、14日(土)夜にはブンデスリーガのFSVマインツ05戦が控えているからだ(18:30よりライブティッカー及びにFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)。試合に向けハインケスはこう述べた。
「自信を失わない為にも勝利が必要だが、熱いバトルになるだろう」

マインツには、相手にくれてやれるものなど何もない。勝ち点36のマインツは、1部残留すらまだ確定していないのだ。今週半ばの試合では、1.FCケルン相手にホームで軽々と4−0で快勝して見せた。前季のマインツでの試合をバイエルンは2−3で落としていることからも、注意が必要だ。デヴィッド・アラバはこう語った。
「我々は皆、前季の試合でマインツを相手にするのがどれだけ難しいか思い知った。試合に勝つにはフィールドで100%の力を発揮しなくては」

そのためにもバイエルンは、今週半ばに首位ドルトムントに対しアウェーで喫した0−1の敗北を「脳裏から消し去る」必要がある。ハインケスによれば失望感は「どでかい」が、これからは「前を向かないと」いけないそうだ。だからこそFCBの監督は、その翌日の木曜の朝にはホテルで試合の分析にとりかかったという。
「チームにもはっきりとこう伝えた、(この敗北を)忘れて、戦い続けることを要求すると」

「エンジンを再始動せよ」

チームは次の重大な任務に取り掛からなければならない、と《フスバルレーラー》(サッカー教師:ドイツサッカー協会最高指導者ライセンス保持者に与えられる称号)は言う。

ブンデスリーガは残すところ4試合、首位ドルトムントとの勝ち点差は6。
「すべて現実的にとらえなくては」とハインケスはブンデスリーガでの現在の立ち位置を自覚している。だが「早まってタオルを投げ込んだことはこれまでにない。私の中にある希望のかけらをチームに伝えていく」と彼はいう。万が一、最後にマイスターに輝けなくとも、さらに別の「大きな目標」があるそうだ。


「他に道はない。我々のポテエンシャルは絶大だ。後は体から最後の力を絞り出さなくては」
マインツ戦を前に、ハインケスはチームに「メンタルを強く持ちエンジンを再始動せよ」と要求した。
「彼らにはそれができるはず、皆超一流なのだから」
敗北を乗り越える力も必要、それも仕事の内だとハインケス監督はいう。

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