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《タイタン》ノイアー

マドリードでのPK戦

MVP的活躍を見せたマヌエル・ノイアーには、試合後エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで惜しみない祝福がおくられた。2001年CL決勝戦で《タイタン》との異名を持つオリバー・カーンが3本のPKを止め優勝を飾ってから11年後、チャンピオンズリーグ準決勝、アウェーの対レアル・マドリード戦でFCBの守護神ノイアーも《タイタン》のごとく立ちはだかり2本のPKを止めた。最後はバスティアン・シュヴァインシュタイガーが試合を決するPKを決め、バイエルンがPK戦を3−1で制し、クラブ史上4度目となるCL決勝戦への切符を手にした。本サイトfcbayern.deではマドリードのPK戦でのドラマを再現する。

9本のPKを経て決勝へ

最初のキッカーはデヴィッド・アラバ。オーストリア人のアラバはこれを冷静に右下へ蹴り込んだ。実にあっぱれ。だが19歳の彼は、決勝戦では累積出場停止となる。

レアル最初のキッカーはクリスティアーノ・ロナウド。25本のPKを連続成功中の彼に悲劇が起こる。彼のシュートはゴール左にダイブしたノイアーに止められた。守護神ノイアーの最初の英雄的行為である。

マリオ・ゴメスが冷静にイケル・カシージャスの逆をつく。バイエルン、2−0でリード。

マドリードの次のキッカーはカカ。またしてもノイアーがゴール左隅に横っ飛び、シュートを右手一本で止めてみせた。

トニー・クロース、試合を決するチャンスを逃す。今度はカシージャスがセービング。スコアは2−0のまま。

レアル3番手のシャビ・アロンソは力を込めてシュート。ノイアーの壁を打ち破り一点返して2−1とした。

続いてバイエルンのキャプテン、ラームが助走をとり狙っていくが、カシージャスに止められる。PK戦のドラマはいよいよ混迷を極める。

セルヒオ・ラモス、同点に追いつくチャンスを掴む。しかしスペインのワールドカップ優勝メンバーのラモスのシュートはクロスバーの遥か上。バイエルンの2−1のリードは変わらず。

時刻はすでに午後11時21分。両チームとも残すキッカーは後一人。バスティアン・シュヴァインシュタイガーが最後のPKの位置につく。バイエルンの副将はカシージャスの逆をつきゴール。バイエルンの選手達はコーナー付近で応援していたサポーターのもとに駆け寄った。サポータは、司令塔のシュヴァインシュタイガーと当然ながら《タイタン》ノイアーに惜しみない祝福をおくった。