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グループステージ最終戦

ドイツ予選突破、ロッベンは敗退

ポーランド・ウクライナ共催のユーロ2012では最初の大番狂わせとなった。優勝候補に挙がっていたワールドカップ準優勝国オランダが、まさかの予選敗退。17日(日)ハルキウで行なわれたグループステージ最終戦で、オランダはポルトガル相手に1-2(前半1-1)で敗れ、大方の予想に反し勝ち点0で早々と大会から姿を消した。一方ドイツは、同時進行で行なわれたルヴィフでの対デンマーク戦を2-1(前半1-1)で制し、勝ち点9でポルトガル(勝ち点6)を抑え首位通過を決めた。

満員札止のルヴィフのユーロスタジアムでは、32,990人の観客が見守る中、この試合で代表100キャップ目となる元バイエルンのルーカス・ポドルスキーが、前半19分ドイツに先制点をもたらした。しかしその僅か5分後、今度はデンマークのミカエル・クローン=デリが試合を振り出しに戻す同点弾を決める。後半35分、ラルス・ベンダーが自身の代表初ゴールとなる決勝点を決め、グループステージ3戦全勝を確実なものとし、ドイツは歓喜に包まれた。

6名のバイエルン勢が先発出場

「ハードワークで勝ち取った勝利。最後まで勝ち残りたいが、一筋縄ではいかないだろう」とキャプテンのフィリップ・ラームは試合後に述べた。ヨアヒム・レーヴ代表監督は、このグループステージ3戦目でもバイエルンブロックを起用。出場停止のジェローム・ボアテングを除き6名のレコルトマイスターがスターティングイレブンに名を連ねた。試合終盤には、これまでの2試合と同様、7番目のバイエルン選手としてトニー・クロースも交代出場した。

ドイツ代表は幸先よいスタートを切った。トーマス・ミュラーがいきなり立て続けにチャンスを掴むが(前半2分、6分)、ワールドカップ得点王に輝いたミュラーは、フィニッシュの場面で精度を欠いた。逆にこの試合が記念すべき代表100試合目となったルーカス・ポドルスキーは、ミュラーとゴメスの素晴しいプレーから生まれた決定機を確実にものにし(前半19分)、先制点を奪い取った。しかしドイツ陣営の喜びは長くは続かない。僅か5分後には、コーナーキックからのベントナーのヘディングでの折り返しにクローン=デリがヘッドでつないで同点に追いつかれた(前半24分)。

デンマーク、常にゴールを脅かす

その後はドイツが弱冠優勢に試合を進めるが、バドシュトゥーバー(前半32分)もゴメス(前半33分、41分)もチャンスを活かしきれずに終わる。フィールドの反対側ではデンマークが主にベントナーとクローン=デリを中心にドイツの守備陣に挑んだが、決定機を作るまでには至らず。その結果、前半は1-1のまま終了した。

後半に入ってからもドイツは試合を支配するが、すばらしい距離感を保ったデンマークの守備ブロックを崩し切れず。後半22分になり初めて、途中出場のアンドレ・シュールレがデンマークの守護神アンデルセンに挑戦。一方1992年欧州王者に輝いたデンマークは、幾度か見せた攻撃では常にゴールを脅かした。後半開始早々のヤコブ・ポールセン(後半6分)のシュートはポスト外側に弾かれ、またベントナー(後半31分)は絶好のポジションでチャンスを掴んだが、ノイアーの壁を越えられず。

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