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バイエルン対決

ドイツ代表、準々決勝への切符獲得へ

13日(水)夜、ユーロ2012のグループステージ第2戦で、初めてバイエルンの選手同士が対決する。メンバーに8名ものバイエルンの選手が名を連ねるドイツ代表は、ウクライナのハルキウでアリエン・ロッベンと元バイエルンのマルク・ファン・ボメル率いるワールドカップ準優勝国のオランダと対戦する。対ポルトガル戦を1-0で制したドイツはこの試合に勝つと準々決勝への切符を手にすることとなるが、一方のオランダは、負けるとまさかのグループステージ敗退が確定する。

「両チーム共にポテンシャルはワールドクラス」とドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督はグループBの第2戦を前に述べた。「互角」と予想される一戦で、彼はチームの攻撃陣に改善を望んでいる。
「まだ伸び代が残っているのは明らか。攻撃の選手は全員がもっと自分を誇示できるはずだ」
気温が30度まで上がると予想される中、20日(水)のハルキウでの決戦では、守備陣に関しても引き続き安定したパフォーマンスを披露することが重要だとレーヴは言う。

レーヴ監督、シュヴァインシュタイガーを称賛

「特に攻撃に関しては、史上最強と言っても過言ではない」とレーヴ監督は《オランイェス》(オレンジ色のユニフォームに因んだオランダ代表の愛称)との対戦を前に注意を呼びかけた。ただでさえ緊張感がみなぎる隣国争い、初戦の対デンマーク戦を0-1で落としたオランダには、負けられないプレッシャーがのしかかる。最大のライバルの現状について、ゴールゲッターのマリオ・ゴメスはこう語った。
「でも我々にとって違いは何もない。2試合目も勝ちにいく」
ポルトガル戦で決勝点を決めたゴメスは、オランダ戦でも再びベテランのミロスラフ・クローゼを抑えてワントップとして先発出場を果たすことになるだろう。

ボランチの位置では、復帰したばかりのバスティアン・シュヴァインシュタイガーの出場が有力だ。対ポルトガル戦で、2011年10月以来初めて代表のピッチに戻って来たシュヴァインシュタイガーは、さらに調子を上げてくるはずだ。
「バスティアンは、彼特有の試合感を取り戻している。コンディションが悪いという印象は全くなかった」と述べたレーヴ監督はドイツの副将をこう称賛した。
「バスティアンは自信に満ちているし、彼の振る舞いは良い手本になる。その上意欲的で負けず嫌いだ」

怪我人ゼロ

ドイツは昨年11月のテストマッチでオランダに3-0と圧勝している。だがドイツのキャンプ地で、当時のハンブルグでの対戦と同じようなお祭り騒ぎになると予想する者は誰もいない。
「同じような試合となると考えるのはクレイジーだ。今回は欧州選手権の公式戦。もっと激しい試合になる」とチームマネージャーのオリバー・ビアホフは忠告した。
「ドイツ対オランダはいつだって感情的で緊迫した好カードになる。我々は激しいバトルに備えている」

この試合にレーヴ監督は、なんの制約もなく選手を自由に起用することができる。23人で構成されるユーロメンバーに怪我人はゼロ。このため52歳のレーヴ監督は、初戦のポルトガル戦で勝利を飾ったメンバーをそのまま起用するものと思われる。総監督として挑んだユーロ2008でも、2010年ワールドカップでも、レーヴは常に初戦を制したメンバーをそのまま起用している。それに加えレーヴは、決戦を明日に控え「大きなサプライズはない」と明かす一方、これについてはオランダも同じだろうと予想した。
「(次の試合で)未知の要素はない。両チームともプレースタイルはいたって明白だ」

再開を喜ぶロッベン