presented by
Menu
ノイアーからゴメスまで

ユーロ初戦、輝きを放ったバイエルン勢

バイエルン勢のすばらしいパフォーマンスのおかげで、ドイツ代表はユーロ2012で準々決勝につながる扉を大きくこじ開けた。1-0で制したグループステージの対ポルトガル戦には、ドイツのレコルトマイスターから7名もの選手が先発出場。13日(水)、ワールドカップ準優勝国のオランダとのプライドをかけた一戦を制することができれば、一試合を残しヨアヒム・レーヴ監督率いるチームの準々決勝進出が決まる。

接戦ではあったが妥当とも言えるポルトガル戦での勝利に決定的に寄与したのはマリオ・ゴメス。彼はこの試合、大方の予想を覆し、ベテランのミロスラフ・クローゼを押し退けて先発出場を果たした。
「彼は一年を通してプレーし、数多くのゴールを決めた」とレーヴ監督はゴメスを起用した理由を説明した。バイエルンのフォワードは後半37分に決勝点を決め、監督の期待に見事に応えた。ゴメスにとり主要国際大会では初ゴールであったと同時に、なんとも価値あるゴールであった。レーヴ監督はこう語った。
「彼の質を物語っている。ワンチャンスをゴールに繋げたのだから」

ペナルティーエリア内ではピカイチ

「必ずもう一度チャンスは来る、そう信じていたらそのとおりとなった」
このゴールが今季公式戦58試合で通算45ゴール目となったゴメスはこう述べた。タッチラインでクローゼが既に交代の準備を整えている最中、《トレロ》(ゴメスのあだ名)の得点は生まれた。
「クロスボールはディフェンダーに当たり、ピンポイントで私の頭目掛けて飛んで来た。決めるのは難しくなかった」と彼は見事なゴールシーンを振り返る。その直後には、この試合ハードワークを見せ続けたトーマス・ミュラーから素晴しいクロスが送られるが、ゴメスは後一歩届かず、追加点には至らなかった。

「マリオは、ああいった瞬間、ペナルティーエリア内ではピカイチだよ」と述べたキャプテンのフィリップ・ラームによると、ゴメスにとっても「個人的に大事な一点」になるという。
「彼が今日勝てた最大の要因」とドルトムントのマッツ・フンメルスは語った。フンメルスはFCBの下部組織で長年にわたりコンビを組んだホルガー・バドシュトゥーバーとセンターバックを組み、自身の代表15試合目にしてチーム一のパフォーマンスを発揮した。

ボアテング、ロナウドを完封

前ではゴメスがゴールを決め、後ろではバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーが無失点に抑えた。特にポルトガルが同点に追いつこうと猛攻を仕掛けた終盤戦、ノイアーは2度のスーパーセーブでその本領を発揮、ドイツの初戦勝利を守り抜いた。素晴しいパフォーマンスを見せたのは、右サイドバックを努めたジェローム・ボアテングも同じこと。彼はユーロへ向けて出発する前夜にバーで目撃され、批判の対象となっていた。