presented by
Menu
EURO準決勝

今度こそイタリアを下したいドイツ代表

監督、コーチングスタッフ、選手らを含めたドイツ代表チームがグダニスクの宿泊地入りしてから早23日。準決勝を前に、チームは水曜の正午に準決勝(午後8時45分)が行われるポーランドの首都、ワルシャワに出発した。 この試合でこれまで4度世界王者に輝いたイタリアを倒すことができれば、歴史的な勝利とともにキエフで行われる決勝戦への進出が決定する。

だが、チームの中でもう決勝のことまで考えている者はいない。まずは準々決勝でイングランドを敗退に追い込んだ強豪イタリアとの対戦が控えているからだ。「フル回転でイタリア戦に向けた準備を行っている。」と代表監督のヨアヒム・レーヴもコメントしている。また、そのイタリア戦ではマヌエル・ノイアー、フィリップ・ラーム、ホルガー・バドシュトゥーバー、ジェローム・ボアテング、バスティアン・シュヴァインシュタイガーが高い確率で先発起用されるものと見られている。

FCバイエルン対ユベントス

一方、マリオ・ゴメスとトーマス・ミュラーが先発起用されるかどうかはまだ定かではない。両者ともにグループステージでは3試合連続で出場しているが、準々決勝のギリシャ戦ではスーパーサブとしての起用となっている。「われわれには得点を決めることのできる能力の高い選手がたくさんいる。監督には色んな選択肢がある。」とチームマネージャーのオリバー・ビアホフは話しているが、この選択肢にはFCBのトニー・クロースも含まれている。

ドイツ代表チームは3分の1ほどがFCB選手で構成されているが、イタリア代表でも同様の傾向が見られる。イタリア代表のうちの7名はユベントスに所属しており、そのうち6名はドイツ戦に先発出場すると見られている。つまり、昨シーズン無敗記録(!)を達成したユベントスの守備陣が壁として立ちはだかるのだ。

戦略家ピルロ「ドイツはイタリアを恐れている」

ゴールキーパーであり主将でもあるジャンルイジ・ブッフォンのほか、アンドレア・バルツァッリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニが守備を固め、中盤には経験豊富なアンドレア・ピルロとクラウディオ・マルキジオが入るものと思われる。また、エマヌエレ・ジャッケリーニは先発起用はされないと見られている。そして、イングランド戦でマン・オブ・ザ・マッチに輝いたピルロはドイツ代表を挑発。レーヴはそれに関して、「(ピルロは)戦略家として類稀な才能を発揮しており、見事に復活を果している。」とコメントしている。

とにかく、ピルロの発言はドイツ代表の楽観モードに水をさしてはいない。「伝統の一戦を楽しみにしてるよ。こういった大会でドイツはまだ一度もイタリアを下してないけど、だから今度こそは勝ちたい。」とシュヴァインシュタイガーは話している。もちろん、「ドイツはイタリアを恐れてる。」とコメントしているピルロの意見はこれとは異なる。結局どちらが正しいのかは木曜の試合が終わればわかることだ。