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ラームとその仲間たち、ラクテート・テストに臨む

「動きたくなりムズムズしてきたところ」

「この練習のせいで休暇の記憶など一発で吹き飛んでしまったよ」とジョークを口にしたジェローム・ボアテングは、力を使い果たし、汗だくになっていた。22日(日)朝9:45時、FCバイエルンのドイツ代表組が帰って来た。約3週間の休暇を経てチームに合流したフィリップ・ラーム主将、バスティアン・シュヴァインシュタイガー副将、マヌエル・ノイアー、ホルガー・バドシュトゥーバー、ボアテング、トーマス・ミュラー、トニー・クロース、マリオ・ゴメスを待ち受けていたのは、ユップ・ハインケス監督が課したラクテート・テストだった。彼らは、19日(木)一足先にチームに合流していたフランク・リベリーと共に、ミュンヘン工科大学体育学部の陸上競技場にて、スポーツ科学者のペーター・シュピッツェンプファイル博士の指導の下、持久走を行なった。

ラームとその仲間たちが負荷レベルを一つクリアする都度、耳たぶからの採血と心拍数の測定が行われた、体力的にキツいテストにもかかわらず、現場のムードは最高。ハインケスは、FCBのユーロ参加者達に、大声でゲキを飛ばし、リベリーはランニング中にもジョークを口にする余裕を見せ、最終ラップを走り終えゴールインしたシュヴァインシュタイガーの表情からは、清々しい笑みすら漏れていた。
「みな実に和気藹々としている。同僚たちとの久々の再開を喜んでいる」と副将はその理由を明かした。

そんなシュヴァインシュタイガーも、休暇中は「とてもリフレッシュ」できたという。一方、アメリカとサルディニア島で休暇を過ごしたボアテングはこう打ち明けた。
「動きたくなりちょうどムズムズしてきたところさ!」
ラームは「とても良い休暇になった」と語る一方、こう付け加えた。
「3週間以上も経ったのだから、またやり始めるのが待ち遠しくてたまらなかった!」

ラームは最初の2週間は ― 何時間かテニスをした以外には ― ほぼ何もせずにのんびりと過ごしたそうだ。だが休暇も残り一週間となったところで「リカバリートレーニング」を始めたという。
「何もしないでここのラクテート・テストに挑むと怖いからね」とラームはウィンクをしながら言った。

「本当にキツかった」

テストに参加した選手9名中、準備不足を窺わせたのは誰一人としていなかった。それどころか全員が高い体力レベルをアピールしただけでなく、リベリーに関しては、最終ラップを走り終えた後にも、おまけで一周多く走ってみせた。
「僕はいつだって全力さ ― 完全にグロッキーになるまではね。そういう性格なんだ」とフランス出身の彼は語る一方で、本音も漏らしている。
「本当にキツかった」

DFBポカール一回戦の対ヤーン・レーゲンスブルグ戦までハインケスに残された準備期間は4週間弱。ブンデスリーガ開幕は5週間後だ。
「まだ十分時間はある」と述べたボアテングは「ラクテート・テストはちょうど良いスタートになった」という。だが今では「ボールにさわるのが待ち遠しい」そうだ。