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インタビュー:フィリップ・ラーム

「2010年の方が状況は格段と悪かった」

ウェイトトレーニングをしたり、走ったり、ダッシュしたり。フィリップ・ラームの練習メニューにサッカーボールの姿など、どこにも無い。彼はここ数日間のトレーニングで、己の体に鞭打ってきた。チームメートが中国遠征で留守にしている間、FCBのキャプテンは先週から26日(木)まで、バスティアン・シュヴァインシュタイガーと共に、ゼーベナー・シュトラーセで毎日2部練習をこなしていた。目標は基礎体力を付けること。一週間を乗り切った28歳のラームはこう語った。
「非常に良いトレーニングになった」

いずれにせよラームは最近、すっかりリフレッシュしているように見える。休暇中には「スポーツからも、走ることからも、それに関連する全てのことからも」一度距離を置くことができたと彼は言う。そう、今や準備万端、いつでも始動できるそうだ! 28日(土)の午前練習には、チームに合流したキャプテンの姿があった。トレーニングに先立ち、ラームはユーロが終わってから初めてfcbayern.deのインタビューに応えてくれた。インタビューの前編でドイツ代表の彼は、料理の腕前、趣味のテニス、ミュンヘンでの一週間のトレーニング、そして開幕戦までに残された時間について語った。

インタビュー:フィリップ・ラーム(前編)

fcbayern.de:
「フィリップ、先週君を見かけたのは練習場だけではなかったね。月曜の夜にはカリスマ料理人エッカート・ヴィッツィクマンのイベントにも顔を出していたね」
ラーム:「はい、とても楽しかった。あそこの料理はセンセーショナルだった。たまに洒落た店に食べに行くのが好きなんだ。でも、もちろん自宅で妻と2人でゆっくりと夕飯にパンを食べるのも同じくらい好きだけれど」

fcbayern.de:「自分で料理をすることは?」
ラーム:「正直なところ、ほとんどないね。台所では妻の補佐役かな。料理に関しては妻の方が圧倒的に上手だからね(笑)」

fcbayern.de:「では休暇中にも料理をしていたわけではない、とすると、どのように時間を過ごしていた?」
ラーム:「僕らはいつも夏場に数週間、冬場に数日間の休暇しか取れないため、短い時間を有効活用しなくては。いつも通りすごくリフレッシュできたよ」

fcbayern.de:「何もしないでゴロゴロするのが好きなタイプ?」
ラーム:「そうだね、大好きだよ。でもたいてい1週間、長くても10日くらいかな。スポーツからも、走ることからも、それに関連する全てのことからも、一度距離を置くことは、実はとても大切なんだ。ただ、すぐにまた体を動かしたくなりムズムズしてくるけれど」

fcbayern.de:「テニスが好きだと聞くけど」
ラーム:「この夏は、7回もテニスをしたよ。それも1時間程度ではなく、少なくとも2時間はプレーした。楽しむのもそうだけど、ある程度の効果を期待したいからね。細かい動きはサッカーにすごく似ているし、僕にとっては良い準備になる。しかしテニスコートでも常に勝ちたいと思っている。悪天候のせいで友人のアンディー・オッテルと決着をつけられなかったのが心残りだ(笑)」

fcbayern.de:「中国遠征には同行しなかったが、ホッとした?」
ラーム:「これについては、ユーロが終わる頃にはすでに監督と話がついていた。僕は長年、ほとんど休暇も取らずにプレーし続けて来た。それも、幸運にも大きなケガをせずに。だからストレスが溜まりやすい今回のような遠征に同行せずに済んでホッとしたよ」

fcbayern.de:「ミュンヘンでの一週間のトレーニングはどうだった?」
ラーム:「ハードワークになった。水曜を除いて毎日2回練習した。当然体力作りがメインとなった。ボールに触ったのは、木曜日に我々のセカンドチームの練習に参加した時だけ。本当に良いトレーニングになったし、基礎を高めることができて非常に良かった」

fcbayern.de:「DFBポカール一回戦、アウェーでのレーゲンスブルグ戦まで後3週間程あるけど、コンディション作りは間に合いそう?」
ラーム:「僕自身に関しては問題ないはず。今年の夏のようにじっくりとプレシーズントレーニングに取り組むことができたのは、実に久しぶり。問題は、他のドイツ代表組のコンディション。中国遠征で大分体力を消耗したようだ。ただ、2010年のワールドカップの後の方が、僕ら代表選手の状況が格段と悪かったのは確かだ」

明日紹介するインタビュー続編で、キャプテンのフィリップ・ラームは、昨シーズンから引き出した教訓、マティアス・ザマーの就任、新加入選手、そして今シーズンの抱負について語る。