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さらば、トレンティーノ

ハードなトレーニングを終え一行はミュンヘンへ

6日間で8回の練習に加え、テストマッチを2試合 — 20日(金)夜、SSCナポリとの練習試合(2-3)をもって、FCバイエルンのトレンティーノ・キャンプは終了した。疲れきったチーム一行は、深夜、日付が変わる直前にミュンヘンに帰投。最後のテストマッチを接戦の末落としたものの、全体的に好印象を残したキャンプであったことに変わりはない。
「選手達は非常にがんばってくれた、この暑さをもろともせずに。モチベーションは文句なしだった」とユップ・ハインケス総監督は語った。

「スケジュール通りに事を運ぶことができた」と、マティアス・ザマーもご満悦。
「コーチングスタッフは、明確な要求仕様を策定し、個人個人に合ったメニューを組んだ。とても気に入った」
今季よりFCバイエルンのスポーツ部門担当役員に就任したザマーにとっては、今回がレコルトマイスターでの初キャンプ。ザマーは、リーヴァ・デル・ガルダと、全ての練習とテストマッチの会場となったアルコの環境の良さを絶賛した。
「ホテルは最高、食事も最高、練習場も最高、その上に息抜きまでできる」

ガルダ湖の北岸、威容を誇る断崖絶壁と絵に描いたようなワイン畑に囲まれた、まるで夢の世界にいるかのようなキャンプ地で、バイエルンの選手達は35度の猛暑の中、体力作りと筋力アップにいそしんだ。一度もボールを使用しなかった練習も2度あった。だがハインケスは戦術面でのトレーニングにも多くの時間を割いていた。なかでも「切り替え」に重点を置いて練習したという。
「ボールを失ったら即座にスイッチを切り替え、良いポジションを取り直し、相手にプレッシャーをかけていく」

「キャンプ地は完璧、またオーガナイゼーションも素晴しい。練習さえなければ、どれほど楽しめることか」
トム・シュタルケの感想だ。ディエゴ・コンテントはこう語った。
「確かにキツい ― でもプレシーズンとはこういうものさ」
セカンドチームとユースチームからトレンティーノ・キャンプに同行した7名の選手は特にお褒めの言葉をちょうだいした。
「みなモチベーションが高く、がんばっていた ― 我々にとっても良かった」とダニエル・ファン・ボイテンは話している。ハインケスは彼らの振る舞いを「ファンタスティック」と絶賛した。

新加入選手、「人柄も最高」

だが好印象を与えたのは彼らだけではない。6名の新加入選手、マリオ・マンジュキッチ、クラウディオ・ピサーロ、シェルダン・シャキリ、トム・シュタルケ、ミッチェル・ヴァイザー、ルーカス・レーダーも、チームに溶け込もうと、キャンプ地での6日間をグランドの内外を問わずにフル活用した。
コンテントは彼らのことをこう評していた。
「人柄も、選手としても、最高さ」

ケチをつけるとしたら、それは不運にも続出した負傷者だろう。ハインケス総監督の肉離れに始まり ― 監督は負傷後もケガを思わせないテンションとエネルギーで指揮を執り続けた ― 11-0で制したトレンティーノ選抜とのテストマッチでは、ダヴィド・ヴルツォギッチが肘の筋を断裂し一足早く帰国、最後のナポリとのテストマッチでは、ダヴィド・アラバとラフィーニャが負傷により途中交代を余儀なくされた。診断結果はまだ公表されていない。