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過熱するレギュラー争い

「全員が全力を出さなければならない」

昨日の試合後、チーム内の話題はジェルダン・シャキリのフリーキックで持切りだった。一見簡単そうに見えるこのフリーキックだが、これは数え切れないほどの練習の成果に他ならない。シャキリは毎回のトレーニングの後、自主的に様々なポジションからフリーキックの練習を行っていたのだ。シャキリはすでにSSCナポリ戦でもゴール前20メートルの距離から同様の見事なゴールを決めており、昨日のSSVヤーン・レーゲンスブルク戦でもそのフリーキックが炸裂。チームを2-0に導いている。

スタジアムに集まった観客だけでなく、テレビの前のサッカーファンもこのゴールに釘付けとなった。だが、フランク・リベリーに代わって後半から投入されたシャキリの魅力はそれだけではない。「シャキリはよく動き、ボールさばきが早く、完璧なテクニックを持っている。まさにストリートサッカーの代名詞だ。これからもわれわれを大いに楽しませ、FCバイエルンでその地位を確立していくだろう。」と監督のユップ・ハインケスは絶賛している。

また、スポーツディレクターのマティアス・ザマーもシャキリのプレーに魅了された人物のひとりだ。「チームにとっても良い影響を与えている。ボールをコントロールできるだけでなく、クリエイティブなプレーで良い意味で驚かせてくれるからだ。」とザマーはその理由を説明。さらにハインケスはシャキリについて、「彼についての私の考えを知っているものは、この獲得が決して世間の注目を浴びるためのものではないことを理解している。この移籍を実現するため、私は大いに努力したのだから。」とこの結果に自信を覗かせている。

しかし、月曜の試合で活躍したのはシャキリだけではない。その他の新規加入選手、マリオ・マンジュキッチ(32、80分)とクラウディオ・ピサーロ(88分)もゴールを決め、FCBの新戦力として早速実力を発揮。「大いに満足と言えるだろう。」と、FCB代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲも総括している。そして、ハインケスによると、チーム内では健全なレギュラー争いが繰り広げられているとのこと。「全員が全力を出さなければならない状態だ。」と監督はその様子を報告している。

マンジュキッチとピサーロは、手術によってしばらく欠場となるマリオ・ゴメスに代わる戦力として大いに期待されている。ハインケスは、「守備的なチーム相手と試合を行った場合、スーパーサブとして両選手を投入することができれば、試合の行方を決めることだって可能だ。マンジュキッチは試合に全力投入するし、パワーがある。獲得して正解だった。また、ピサーロは他の誰よりも鋭いゴールに対する臭覚を持つトップクラスの選手だ。」と両選手の出来にも大満足の様子。ピサーロはまだ本調子ではないものの、コンディションははるかに良くなっているとのことだ。

ダンテを獲得して正解