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`アルゼンチンに対し1-3

ドイツ代表敗北、シャック、ファン・ボイテンは勝利

ドイツ代表は、国際Aマッチ864戦目となるこの試合で、筋目となる500勝目の達成はかなわなかった。15日(水)夜フランクフルトで行なわれた、先発メンバーにFCバイエルンの選手3名が名を連ねた対アルゼンチン戦に1-3(前半0-1)で敗れた。前半30分にゴールキーパーのロン=ロバート・ツィーラーがレッドカードで一発退場したドイツは、残り60分間、数的不利での勝負を余儀なくされた。アリエン・ロッベンを招集したオランダも、マリオ・マンジュキッチを迎えたクロアチアも、ドイツ同様敗北を喫したが、シェルダン・シャキリのスイスと、ダニエル・ファン・ボイテンのベルギーは勝利おさめ、フランク・リベリー率いるフランス、アナトリー・ティモシュチュク率いるウクライナは引き分けに終わった。

2度のワールドカップ優勝経験を持つアルゼンチンを相手に、ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督は、バイエルンの選手3名を先発起用。ホルガー・バドシュトゥーバーをセンターバックに配置し、右サイドをジェローム・ボアテングトーマス・ミュラーに託した。前半途中にマッツ・フンメルスが負傷交代を余儀なくされると、ボアテングはセンターバックに移動。トニー・クロースは、後半24分に途中出場を果たした。ドイツ代表チームの常連メンバーであるフィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、マヌエル・ノイアー、マリオ・ゴメスは、様々の理由から、今回の代表戦への招集は見送られた。

ミュラー、前半途中で交代

フランクフルトに足を運んだサッカーファンが目の当たりにしたのは、観客を一瞬たりとも飽きさせない、90分間を通して非常に面白い白熱した国際親善試合だった。というのも両チーム共に攻撃的なサッカーを披露した上、ピッチ上には世界最高峰のプレーヤーであるリオネル・メッシの姿があったからだ。しかし立ち上がり、より良いスタートを切ったのはドイツだった。ミロスラフ・クローゼからパスを受けたメズト・エジルがこの試合最初のビッグチャンスを掴む(前半12分)が、アルゼンチン代表ゴールを守るロメロの素晴しいセービングに阻まれた。続いてミュラー(前半19分)に好機が訪れたが、これもゴールに繋げることはできずに終わった。

その後試合は大きく動く。ドイツ代表ゴールキーパーのツィーラーが、ペナルティーエリア内で元バイエルンのソーサを倒し、レッドカードで一発退場、アルゼンチンにはPKが与えられた。代わりのゴールキーパーが必要となったドイツは、ミュラーを下げ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを投入。そのテア・シュテーゲンがいきなり見せ場を作った。バルサのスーパースター、メッシが右隅に狙い澄まして放ったPKを、止めて見せたのだ。一度はピンチを免れたドイツだったが、ディ・マリアのコーナーキックがサミ・ケディラにあたり、不運にもオウンゴール(前半45+1分)。前半終了間際にアルゼンチンに先制点を許してしまった。

シャック、マンジュキッチに勝利

後半に入るり、ドイツにも後一歩で同点というシーンが訪れる。しかしマルコ・ロイスのシュートはポストに弾かれ、セカンドボールをネットに突き刺したエジルのシュートはオフサイドの判定(後半4分)。アルゼンチンがリードを2-0に広げたのはその直後のことだった。イグアインからマイナスのボールを受けたメッシは、ペナルティーエリアのすぐ外から落ち着いてコースを狙い、テア・シュテーゲンにセービングのチャンスすら与えなかった。その後のドイツはアルゼンチンのパス回しに対応しきれず、メッシのチャンスシーン(後半20分)では命拾いをしたものの、ディ・マリアに30メートル級の弾丸シュートを叩き込まれ0-3(後半28分)。途中出場したヘーヴェデスが試合終盤にが頭で一点返し(後半36分)、なんとかドイツの面目を保った。