presented by
Menu
「過大評価は許されない」

FCB、スーパーカップを終え上昇気流に

ブンデスリーガ開幕まで、残すところ後2週間を切った12日(日)夜、ミュンヘンのアリアンツ・アレーナでは紙吹雪が降り注いだ。FCバイエルンは、現ドイツマイスターのボルシア・ドルトムントと対決したDFL(ドイツサッカーリーグ)スーパーカップを2-1(前半2-0)で制し、今季最初のタイトルを獲得、1987年、1990年、2010年に続き4度目の優勝を飾った。

「このようなタイトルを獲得できて、当然ながら満足している」
表彰式を終え、代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲはこう語った。
対ドルトムント戦は5連敗中だっただけに「久々に勝つことができてバイエルンファンの心は幾らか癒されたのではないか」という一方、シーズン開幕を控え、今回の結果の「過大評価は許されない」と念をおした。

というのも69,000人の観衆の前で、シーズン前のこの段階で既に両チームとも「優れたパフォーマンス」(ルンメニゲ)を披露したにもかかわらず、レコルトマイスター対ドルトムントのこの試合は、ユップ・ハインケスが言うように「プレシーズンマッチ」に過ぎないことに違いないからだ。バイエルンの指揮官によると「現在のレベルを確認」することはできたという。ブンデスリーガ50シーズン目の開幕を控え、両チームとも「まだ伸び代はある」とハインケスは評価した。だがFCBにとっては「今日勝てたことは、当然ながら精神的に大きい」と、勝利を喜ぶ一面ものぞかせた。

特にこの試合の前半は、バイエルンが試合の主導権を握っていた。
「素晴しいプレーができた。規律正しく、規則正しく」とハインケスは、新加入のマリオ・マンジュキッチ(前半6分)とトーマス・ミュラー(前半11分)の2ゴールでいきなり2点のリードを奪ったバイエルンイレブンを絶賛した。マンジュキッチにとっては、FCバイエルンのユニフォームに袖を通して初めて臨んだ公式戦で初ゴールと、幸先良いスタートとなった。
「早い時間帯のゴールで勢いづいた」とハインケスは述べている。

その後も彼のチームは「攻撃に関しては良いシーンが沢山」あり、守備面ではドルトムントが誇る高い攻撃力を封じ続けた。
「特に守備に関しては、素晴しい仕事ができた」と述べたフィリップ・ラーム主将の言葉からも、前半の流れには「とても満足」している様子がうかがえる。
「選手全員が良いパフォーマンスを発揮した。90分間を通して規律を守れるようになれば、非常に良いだろう」

しかし後半、徐々に勢いを増すドルトムントを相手に、その規律はほころびを見せ始めた。
「後半はボールを失い過ぎた。こうなるとドルトムントも実力を発揮する」とラームは分析している。だがそのドルトムントも、ロバート・レヴァンドフスキ(後半30分)の1ゴールにとどまった。
接戦の末につかんだ勝利であることは、ラームにもわかっている。
「両チームとも、プレシーズンまっただ中にあるだけに、全てがうまくいかないのは至極当然」

上昇気流に