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ドリームマッチで17ゴール

FCB、ゼルタースでファン感謝祭を盛り上げる

ゼクト(スパークリングワイン)、それともゼルタース? お好みはどちら? 人口8,000人あまりの、同名のミネラルウォータの産地として知られるヘッセン州の小村ゼルタースは、26日(日)、スパークリングワインのコルク栓が次々と抜かれていった。というのもFCバイエルンがやって来たからだ。ドリームマッチ2012で地元のファンクラブ《バイエルン・キングス1987 ゼルタース》と戦いに。

90分間の見所満載のドリームマッチはあっという間に終了。ドイツのレコルトマイスターが17-0(前半11-0)と大勝したが、フランクフルトから北に70キロ程のヒンタータウヌス地方は、大量得点差にもかかわらず大変な盛況ぶりだった。会場には観客約14,000名が駆けつけ、町はすっかりお祭り気分に包まれた。今年のドリームマッチもまた、主催したファンクラブの関係者全員にとり、一生忘れられない思い出になったに違いない。

ボアテング抜き、4人の若手を起用

ゼルタースのスポーツ施設では、この一大イベントに備え、わざわざスタンドを建設。既に午前10時には開門、チアリーダーの演技をはじめ、緑の芝生の上では2試合の前座試合を含め、色とりどりのプログラムが組まれ、FCバイエルンファンは自然とお祭りムードに飲み込まれていった。最後はみなビールとソーセージを片手に、ブンデスリーガの暫定首位に立つFCバイエルンのゴール量産に酔いしれた。

バイエルンは、クラウディオ・ピサーロ(4ゴール)、アリエン・ロッベン(2ゴール)、キャプテンのフィリップ・ラーム(2ゴール)、アナトリー・ティモシュチュク(2ゴール)、ミッチェル・ヴァイザー(1ゴール)、マヌエル・ノイアー(PKから1ゴール)、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、パトリック・ヴァイラウフ、トニー・クロース、マリオ・マンジュキッチ、シェルダン・シャキリ(各1ゴール)が次々と得点を重ねていった。軽傷を負ったジェローム・ボアテングを欠いた試合となったが、彼の代わりに普段はセカンドチームのメンバーであるダニエル・ヴァイン、ファビアン・ヒュルツェラー、ヴラディミル・ランコヴィッチ、ヴァイラウフが追加招集された。

シュタルケとシュヴァインシュタイガーはチームをチェンジ

ハインケスはこの試合で、3-0で制したフュルトでのブンデスリーガ開幕戦から5つのポジションを入れ替えた。新たにスターティングメンバーに加わったのは、シュヴァインシュタイガー、ティモシュチュク、エムレ・カン、ヴァイザー、ピサーロの5名。バイエルンは立ち上がりから予想通りに試合を支配し、ピサーロ(4ゴール)、ロッベン、ラーム(各2ゴール)、ヴァイザー、ノイアー、シュヴァインシュタイガーが得点を重ね、前半を11-0で折り返した。

後半、ハインケスは多くの選手を交代したが、バイエルンのゴールラッシュは留まるところを知らず、ティモシュチュク(2ゴール)、途中出場のヴァイラウフ、クロース、マンジュキッチ、シャキリがそれぞれ追加点を奪い、ファンクラブの選抜チームを突き放した。一方のファンクラブ選抜には、後半途中から大型助っ人が登場。トム・シュタルケがゴールを守り、シュヴァインシュタイガーも最後の20分間、相手チームの選手とユニフォームを交換してプレーした。

だがホームチームがいかなる手段をとろうとも ― 終盤戦は選手を14名に増やして挑戦 ― 最後までゴールは遠かった。それにも関わらずドリームマッチを戦ったファンクラブ選抜チームにはご褒美が用意されていた。バイエルンを20点以内に抑えた功績により、リンブルグ=ヴァイルブルガー郡長は、試合に参加した選手40名全員を盛大な晩餐会に招待したのである。

ゼルタース・ファンクラブ選抜 – FCバイエルン 0-17(前半0-11)

ゼルタース・ファンクラブ選抜:

FCバイエルン:
 ノイアー(後半1分シュタルケ)– ラーム(後半1分クロース)、ダンテ(後半1分ヴァイン)、バドシュトゥーバー(後半1分グスタボ)、カン(後半20分ランコヴィッチ) – ティモシュチュク、シュヴァインシュタイガー – ヴァイザー(後半20分ヒュルツェラー)、ミュラー(後半1分ヴァイラウフ)、ロッベン(後半1分シャキリ)– ピサーロ(後半20分マンジュキッチ)

観客数:13,500人
ゴール:ピサーロ(4ゴール)、ロッベン、ラーム、ティモシュチュク(各2ゴール)、ヴァイザー、ノイアー、シュヴァインシュタイガー、ヴァイラウフ、クロース、マンジュキッチ、シャキリ