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異常事態発生

FCBの練習に4,000人ものファンが駆けつける

17日(金)朝、ユップ・ハインケス監督は、物思いにふけりながらロッカールームから出ると練習場に向かって重い足取りで歩いていた。視線を足下に釘づけにしたままで。そのとき、突然大歓声が巻き起こり、FCバイエルンの監督は驚いて顔を上げ、唖然としてこう語った。
「ワオー! 今日は試合だったかな?」
アリアンツ・アレーナを埋め尽くす69,000人とまではいかずとも、本日金曜の朝、FCバイエルンの公開練習には4,000人ものファンが駆けつけ、レコルトマイスターの選手、スタッフを驚かせた。どうやらFCBは夏休みの人気アトラクションの仲間入りを果たしたようだ。

「一体全体どうなっているんだ?」とホルガー・バドシュトゥーバーは、すっかり混乱している様子。副将のバスティアン・シュヴァインシュタイガーはFCB.tvにこう語った。
「ものすごいね、普通じゃないよ。これだけのファンが駆けつけてくれて、とてもうれしい」
ドイツ代表のシュヴァインシュタイガーによると、これだけの人数が集まると自然と練習の志気も高まるという。一人でも多くのサポーターが見学できるよう、フェンスからはスポンサーバナーが一時的に取り外されたくらいだ。到着が遅れて練習場には入れないサポーターは、第2グランドに移動し、別メニューをこなす3名のゴールキーパー、マヌエル・ノイアー、トム・シュタルケ、マキシミリアン・リードミュラーの練習を見学していった。

先日の骨盤打撲(腸骨稜挫傷)により、負荷を落としていたノイアーも、この日はトレーニングメニューを全て問題なくこなしてみせた。第1グランドでは、15名のスター選手が真夏の気温の中「ずば抜けて」(ハインケス)高いレベルのトレーニングを披露し、見る者には情熱、意気込み、喜びがひしひしと伝わって来た。ハインケスはこれについてこう述べた。
「モチベーションが高く、ポカール戦に向けて準備万端であることの証」

レーゲンスブルクでのポカール戦を3日後に控え、練習場には、マリオ・ゴメス、ダヴィド・アラバ、ディエゴ・コンテント、そして軽い症状を訴えているダニエル・ファン・ボイテン(筋肉系のトラブル)の姿はなかったが、ブラジル人のダンテとラフィーニャは、ランニングをこなせるまでに回復したようだ。数日前にふくらはぎを負傷したダンテは、チーム合流まであと一歩のところまで来ているという。
「良い感じ」と新加入の彼は述べた。靱帯を断裂したラフィーニャは、まだリハビリ中だが、トレーニングを終えた彼の表情は、実に清々しい笑顔に満ちあふれていた ― まるでスター選手のサインをもらい、はしゃぐ子供のように。