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オクトーバーフェスト中50勝目

「集中力を絶やさず焦点の合った試合ができた」

アリアンツ・アレーナで3得点を挙げて勝ち点を獲得するとともに、見事なプレーを披露したFCバイエルン。同日57歳の誕生日を迎えた代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲにとっても、最高の誕生日プレゼントとなったようだ。「良い試合ができ、今節の結果には非常に満足できる。」とルンメニゲは3-0(1-0)でVfLヴォルフスブルクを下した試合の後にコメントしている。

確かに、オクトーバーフェスト中のホームゲームとして、これ以上の展開はなかっただろう。怒号の攻撃で7万1000人の観客を釘付けにし、プレーを楽しみながら今季8試合目の公式戦でも勝利を収めて開幕からの連勝記録をさらに伸ばしているのだから。また、2位のアイントラハト・フランクフルトがボルシア・ドルトムントと引き分けたことにより、FCBは現在ブンデスリーガ単独首位に立っている。

昨日の試合では、FCBは試合開始と共にリズムをつかんで果敢に攻撃を仕掛け、これによってヴォルフスブルクは守備に終われる羽目となった。だが、バスティアン・シュヴァインシュタイガーの先制点(24分)が決まってから追加点を入れることができないまま前半が終了。それでも後半に入るとすぐにマリオ・マンジュキッチ(57、65分)の2得点によって試合の行方を決定付けるという完璧な流れで、5試合連続で勝ち点3を手にしている。

「現時点のわれわれでは、バイエルンにはまだ歯が立たないことが今日わかった。」というヴォルフスブルク監督のフェリックス・マガトと同じく、元FCB所属のイヴィチャ・オリッチも、「今日はバイエルンの方が数枚上手だったね。」と試合後に完敗を認めている。オリッチとしては一味違う展開を期待していただろうが、シュート数25:4、コーナーキック数10:2、ボール支配率64:36と、統計的にもFCBの圧倒的優位が裏付けられている。オクトーバーフェスト開催期間中50勝目を飾るのに申し分のない成績だ。

今シーズンはここまでブンデスリーガ開幕から5連勝中(勝ち点15、得失点17:2)と「素晴しいスタート」(ルンメニゲ談)を切っているFCBだが、それでも慢心は禁物だ。「私は両足をしっかりと地に着け、浮ついた気持ちにならないように気を付けるつもりだ。われわれは絶好調で良いサッカーができているが、まだ喜び浮かれるときではない。」とルンメニゲは気を引き締めるように話している。

昨季王者のドルトムントと現在首位のFCBとの勝ち点の差は7点。だが、昨シーズンの第6節時点では、ドルトムントに勝ち点8もの差を付けていたのだ。だが、シーズンが終わってみれば、結局2位に。「せっかくのリードを自分たちで台無しにしてしまったんだ。今シーズンは絶対にあんなことがあってはいけない。僕らはしっかり気を付けてるよ。」と主将のフィリップ・ラームは昨シーズンを振り返りながら話している。また、ルンメニゲも、「同じ過ちを犯してはならない。」と用心を呼びかけている。

油断は禁物