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クラブ史上最高のスタート

バイエルン、満足はしても「油断」は禁物

3日に一度試合をこなし、「その上《ヴィーズン》(=オクトーバーフェスト)も始まった」
ユップ・ハインケスは、次々と選手を入れ替え過密スケジュールに臨んでいる。22日(土)、ミュンヘンでは第179回オクトーバーフェストが始まり、FCBはアウェーでのシャルケ戦に臨んだ。ユップ・ハインケス総監督は、ヴァレンシア戦から3つのポジションを入れ替えたチームを送りだしたが、チームパフォーマンスが低下することは無く、むしろその逆だった。

FCバイエルンは、特に後半素晴らしいプレーを披露、「優勝候補」(カール=ハインツ・ルンメニゲ)の一角であるシャルケをアウェーで2-0(前半0-0)で下し、選手層の厚さを今一度証明してみせた。というのもヴァレンシア戦で先発したハヴィエル・マルティネス、クラウディオ・ピサーロ、フランク・リベリーに代わってルイス・グスタボ、マリオ・マンジュキッチ、トーマス・ミュラーが先発したからだ。太ももを負傷したリベリーなどは、 シャルケ戦ではメンバーからも外れていた。

「疲労を蓄積させないためにもローテーションは必要だ」とハインケスは語る。
「誰であろうとプライドを捨て、ベンチに陣取る時は来る。機能するようまとめるのが私の役目」
シャルケ戦では、言うまでもなくローテーションがはまった。トニー・クロース(後半10分)、ミュラー(後半13分)の2ゴールでミュンヘンは、《ケーニクスブラウ》(シャルケの青いチームカラーに因んだ愛称)を倒し、ブンデスリーガ開幕からの連勝記録をクラブ史上最高となる4試合に伸ばした。今季は、同じく開幕4連勝を飾り+12点の得失点差を記録した1972/73年シーズン を1ゴール上回る得点力(当時は13得点1失点に対し、今年は14得点2失点)を示している。

また他の公式戦を含めると、バイエルンはこれまで開幕7連勝中だ。ブンデスリーガでは、引き続き1部昇格を決めたばかりのアイントラハト・フランクフルトと勝ち点で並び首位、ドルトムントとシャルケにはすでに勝ち点5差をつけている。
「まぎれもなく好スタートを切ることができた」とスポーツディレクターのマティアス・ザマーもこれまでの結果には満足しているようだ。しかし彼はこうも述べている。
「好スタートというのは、その後も勝ち続けなければ無意味となる」

25日(火)、FCBはホームのアリアンツ・アレーナでVfLヴォルフスブルグと対戦する。
「ミュンヘンではみな、もう勝ったも同然でいる。この雰囲気に呑まれてはいけない」とザマーは忠告する。代表取締役のルンメニゲは、同じくシャルケ戦で「大きな勝ち点3」を獲得した昨季を振り返りこう述べた。
「2位に勝ち点8差をつけ首位に立っていたにも関わらず、結末は知っての通り」
そのため現在の状況を「真剣」に捉え、決して「油断」してはならないと彼は言う。

これまで負け無しだったシャルケ戦で見せたようにだ。ほぼ互角の勝負が繰り広げられた前半終盤、FCBはシャルケにペースを握られ追いつめられていた。(ハインケス:「前半終了の笛が鳴り響き、ホッとした」)しかし後半に入るとミュンヘンはアクセル全開で飛ばした。
「ボールに触れることすら難しかった」とシャルケのベネディクト・ヘーヴェデス主将は述べている。ハインケスも「実力」を証明してくれたとチームを称賛した。

「チームはハングリーだ」