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「気がついたら入っていた」

ミュラー、出だしは散々ながらもMVP

ボールにはミートせず、相手にはパスを出す、そしてシュートは枠外と、22日(土)午後アウェーのシャルケ戦でトーマス・ミュラーは、長い時間にわたり絶不調を思わせるプレーを見せていた。
「トラップミスをしてはかなり腹を立てていた ― まるで《クライスクラッセ》(ドイツ9部以下の市町村レベルのリーグの呼び名)の選手のようだった」とミュラーは、勝利者インタビューに応えて語った。そう、そのミュラーが、この試合ではMVPを獲得したのだ。

FCバイエルン対シャルケの頂上決戦で、ミュラーは1ゴール1アシストの活躍を見せた。試合後ミュラーは、「それでも僕にボールを渡してくれたチームメート」に感謝したいと述べた。というのもミュラーのプレーは、「長い時間にわたり今日はうまくいかなかった」と本人が語るくらいの不調ぶりだったからだ。ユップ・ハインケス監督も「アンラッキーなシーン」が目立っていたとミュラーのパフォーマンスをこう分析した。
「最後の場面でのパスや動きが良くなかった」

それでもFCBの総監督は、ミュラーを交代させることは「一瞬たりとも」考えなかったという。
「トーマスは読めない選手。運動量が豊富でいつも全力でプレーする。後半は、90分間走り回った彼の努力が実を結んだ」
アウェーでのシャルケ戦、相手の選手と1対1の場面が一番多かった(27回)のも、最多シュート(4本)を放ったのも、最多クロス数(4本)を記録したのも全てミュラーであり、終わってみると彼はMVPに輝いていた。