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ブンデスリーガ失点2

FCバイエルン、鉄壁の守備

1位: マリオ・マンジュキッチ、2位: トーマス・ミュラー ― ブンデスリーガの得点ランキングに目を向けると、FCバイエルンの今季の攻撃力が窺える。すでに6ゴールを決めているクロアチア出身のマンジュキッチに、4ゴールのミュラーが続く。その上バスティアン・シュヴァインシュタイガー、トニー・クロースも共に3ゴールをあげ、上位にランクインしている。言うまでもないが、ホルガー・バドシュトゥーバーのようなディフェンダーが得点ランキングの上位に食い込むことは滅多にないことだ。だがブンデスリーガの順位表を注意深く観察すると、ドイツのレコルトマイスターが守備面でもリーグのトップに立つことがわかる。

19ゴールに対し、これまでに喫した失点は僅かに2点のみ。しかもその内の1点はPKによるものだった。
「ディフェンダーとしては、アタッカーと違い、《クリーンシート》(無失点試合)を記録したい。守備面でも良い結果を残せて喜んでいる」とバドシュトゥーバーは、2-0で制したブレーメン戦後に本サイトfcbayern.deのインタビューに応えて述べた。FCバイエルンの守備陣は、ブンデスリーガ第6節でも相手を完封してみせた。

マヌエル・ノイアーが守るバイエルンゴールに到達したシュートは僅かに2本。バドシュトゥーバーは1対1の場面で素晴しい89%もの勝率を叩き出し、センターバックのジェローム・ボアテングに関しては信じられない100%の勝率を記録した。左からバドシュトゥーバー、ボアテング、ダンテ、ラームの4名で構成されるフォーバックは、今や「連繋の取れたチーム」に成長したとバドシュトゥーバーは語る。
「試合ごとに連繋は高まっている。お互いへの信頼度は増し、隣を守る選手の考えが手に取るように分る」

フォーバックのこの4名は、ゴールキーパーのマヌエル・ノイアーと同様、これまでのリーグ戦全てにフル出場している。ダヴィド・アラバ、ディエゴ・コンテント、ラフィーニャの負傷に加え、ダニエル・ファン・ボイテンはインフルエンザにかかり、ユップ・ハインケス総監督に使える駒が無かったのも事実。だがバドシュトゥーバーは、どちらにしろ休養等いらないとこう語った。
「昨年は60試合をこなしたが、いつだって元気だった。僕には問題ないことだ」

「みな良い仕事をしてくれている」

バイエルンのここまでの鉄壁の守備力を支えているのは、連繋が取れたフォーバックに加え「チーム全体でのコンパクトな守備」に違いない。
「リベリー、ロッベン、クロース、シャキリ、ミュラー、ピサーロ、マンジュキッチの誰がプレーしようが、みな良い仕事をしてくれている」とシュヴァインシュタイガーは、昨日土曜《ズュート・ドイチェ紙》(ドイツ南部の新聞)のインタビューで語った。バドシュトゥーバーも彼ら攻撃陣の守備は「必要不可欠だ。シーズンを通して最後まで続けられれば最高だ」と述べた。

攻撃の選手が守備を意識することで「スペースが極端に減る」と23歳のバドシュトゥーバーは言う。そうするとディフェンダーとしても「相当守り易く」なるそうだ。チームメートのカバーがあるからこそ、バドシュトゥーバーら守備的な選手も時には思い切ったオーバーラップを見せ、「後方からゲームメークに加わることができる」のだと彼は説明する。現在のFCバイエルンの一番の武器は、攻守の連繋なのかもしれない。