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「絶好調」

クロース、2得点で代表スタメンへ猛アピール

クロースの得点力には、さしものベテランも舌を巻いた。
「彼らのシュート技術は半端ではない。毎日の練習で見せつけられている」
ミロスラフ・クローゼは、6-1と大勝したアイルランド戦でそれぞれ2得点を決めたマルコ・ロイスとバイエルンのトニー・クロースをこう称賛した。クロースは、ドイツ代表のスーパーサブとしてすっかり定着、ダブリンでは 34歳のクローゼだけにとどまらず、大勢の観客をも魅了した。

22歳のクロースは、アヴィヴァ・スタジアムで与えられた22分間のプレー時間で、ワールドカップ予選での合計ゴール数を4ゴールと一気に倍増させた。FCバイエルンでは今季、中盤の主力組へと成長し、すばらしいパフォーマンスを発揮し続けているクロースは、次のスウェーデン戦を前に、ドイツ代表のスタメン入りへ猛アピールした。

クロース、自信満々

「(ブンデスリーガで)これだけの好スタートを切っていただけに、代表では先発メンバーに選ばれず、当然がっかりした」とユーティリティー・プレーヤーのクロースは語った。
「中盤では質の高い選手が揃っていることは百も承知だ。だが僕を知っている人なら分るだろうけど、僕はスタメンとしてプレーできると思っているし、その自信もある」

しかしドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督の信頼はまだ100%勝ち取れてはいない。ユーロ2012でクロースがスタメンに起用されたのは、イタリアの意表をつくために考えだされたサプライズ作戦の1試合のみ。だが若手のクロースが12日(金)のアイルランド戦で猛アピールしたのは間違いない。
「ここに来る前から絶好調だった。それを証明できた。それ以上でもそれ以下の何物でもない」とクロースは評価している。

ビアホフ、スタメン争いを喜ぶ

ドイツ代表のコーチングスタッフは、熾烈なスタメン争いを大いに喜んでいる。
「スタメン争いはいつだって素晴しいことだ。バイエルンを見てもらえれば分る。代表でも同じだ」とビアホフは言う。
「トニーは質の高さをアピールしてくれた。良いことだ」
クロースの挑戦はこれからが本番だ。